されど、みそ汁

食事中の夫の反応から、夫には1から5段階の「おいしい」があるらしいと気づいた妻・実夏。どんな料理でも簡単に「5」のおいしいがゲットできるのに、なぜかみそ汁だけは「4」しか出ない。実夏は夫の評点「5」のみそ汁を作るために奮闘する。

「されど、みそ汁」は、夫に美味しいみそ汁を作るために奮闘する妻の葛藤を描いた作品です。ほっこりとしたみそ汁コメディとして、観る者の心を温めます。第4回あわら湯けむり映画祭でグランプリを受賞するなど、各地の映画祭で話題を集めました。特に、夫役を演じた落語家・桂米紫の5段階の美味しさを表現する演技は見事で、観る者を引き込みます。この作品は、日常の中にある小さな幸せを見つける力を与えてくれます。