【5G CONNECT】FREEDiVEの拡大していく事業展開。満を持してWiMAX業界へ

「5G CONNECT」は、MUGEN WiFiやAiR-WiFiなどを提供する株式会社FREEDiVE初のWiMAXサービスです。

WiMAX業界では後発のプロバイダながらも、MUGEN WiFi・AiR-WiFi同様にWiMAX業界初の「30日間お試しモニター」を行うなど、ユーザー思いのキャンペーンが数多く行われています。

今回は、2022年3月の5G CONNECTリリース以降事業推進に携わる、同社Digital Communication事業本部 事業戦略・マーケティング統括の富塚大海(とみづかおうみ)さんに企画の立ち上げから現在までの道のりを伺いました。

目次

外出先でも自宅でも。幅広いニーズに対応していく

ーFREEDiVEさんの3つ目の通信回線事業となった「5G CONNECT」ですが、これはどのようなサービスでしょうか。

富塚大海さん(以下、富塚):5G CONNECTで取り扱っている端末は全て通信容量無制限なWiMAXの端末で、WiMAXの端末が接続できる回線キャリアはKDDI回線のみとなります。

今ではMUGEN WiFiの中にもWiMAXのプラン(無制限プラン)もありますが、5G CONNECTはWiMAXのみの専門サービスというところに特性の違いがあります。

WiMAX端末については、KDDI回線の提供範囲外ではネット接続ができない弱点はありますが、回線の早さならダントツだと思います。それに、弱点と言っても、今の日本国内でKDDI回線が成立しない地域は少ないはずです。

5G CONNECTで取り扱っている端末は、持ち運び可能なモバイルルーターと自宅設置型のホームルーターの2形態。自宅やオフィスにホームルーターを1台置いて、高速通信の安定した通信環境のもとで作業したいという方にもすごくマッチしているサービスです。

5G CONNECTモバイルルーター

ーモバイルルーターとホームルーターそれぞれで利用目的は異なると思いますが、両方のタイプを取りそろえているのは、幅広いニーズに対応する狙いがあったのでしょうか。

富塚:「通信速度が早いWiMAXが欲しい」というユーザー像として考えられるのは、大きく分けて2つのタイプがあります。

ひとつは「外出中や移動中でも安定して使える回線が欲しい方」。これは主にビジネスパーソンや学生の方です。ホームルーターを持ち歩くことはできないので、モバイルルーターを用意しています。

もうひとつは「家族で使える自宅用の回線が欲しい方」。リモートワークでネット回線が必要になったり、お子さんが家でオンラインゲームをしたりなど、家族全体で使う目的でホームルーターを購入される方が多いです。

モバイルルーターとホームルーターでターゲット層は全く変わってくると思いましたが、なるべく幅広いニーズに合わせようと、この2種類の端末になりました。

ー5G CONNECTでWiMAX業界に参入した理由はありますか。

富塚:MUGEN WiFi→AiR-WiFiと連続的にサービスを立ち上げる中で、再現性を持ってクラウドSIM×WEBアフィリエイト業界の市場シェアを占有することができました。そうなったら他の業界かつ類似ジャンルであるWiMAX領域にも進出し、そこでも1位を取りに行けるか検証しよう、という話が社内で上がりました。

ちょうどその頃、今ではFREEDiVEの親会社にあたるワイヤレスゲート様をはじめとする複数の企業様と出会い、そこではじめてWiMAX販売のご提案もいただきました。その繋がりから、まずはWiMAXのサービスを始めたのを覚えています。

経験と実績を活かした独自路線のWiMAX事業

ー5G CONNECTの公式サイトで「料金が安いのが決め手」とお客様の声が紹介されていました。業界主流のキャッシュバックではなく、金額自体の安さに焦点を当てた理由はなんでしょうか。

富塚:MUGEN WiFiでは一時期キャッシュバックのキャンペーンをやっていたのですが、その時にトラウマになるくらい最悪なことが相次ぎまして…。

まず、キャッシュバックは実際にキャッシュバック金額を振り込むまでのフローが複雑になりやすく、お客様の銀行口座情報を取得する兼ね合いから、キャッシュバックの受け取りまでに複数回の確認が入ってしまいます。そうなると確認漏れからキャッシュバック申請が間に合わず、キャッシュバックが受け取れないといったトラブルも増え、弊社もお客様も双方揃って幸せにならないという課題がありました。

それと同時に、申し込み率や目標数値のモニタリングもしていかなくてはなりません。

キャッシュバックはお客様との関係も悪くなってしまいますし、資金繰りのバランスも崩れてしまうので、その時「こんなのもう絶対やりたくない」と心から感じました。

なので、5G CONNECTはAiR-WiFiを踏襲するような、分かりやすくてシンプルなサービスです。金額面でもキャッシュバックは行わず、“元から安い”という方向性にしています。

ー5G CONNECTの強みとしては、やはり金額面ですか。

富塚:そうですね。あとアピールしたいのは、WiMAX業界で初めてお試し期間を導入したのは5G CONNECTです。

WiMAXで30日間のお試し期間があるところは5G CONNECTの他にありませんので、はじめてWiMAXを使う方にすごくおすすめです!

あとは、去年の10月から始めた口座振替プランもお客様からの評判がすごく良いです。

ー口座振替プランをスタートしたきっかけはありますか。

富塚:通信環境は「水道・電気・ガス」と並ぶようなインフラのひとつだと思います。

そのため、水道や電気、ガスと一緒にまとめて家計の管理ができるよう、口座引き落としに揃えたいと考えました。

「もしかしたら需要があるのではないか」と思って始めたのですが、予想よりも注文数が伸びています。

ー実際に口座振替を希望するユーザーの声も届いていたのでしょうか。

富塚:直接的に口座振替の要望を受けるケースは少なかったのですが、「支払い方法はクレジットカードしかないんですか?」という問い合わせはすごく多くて。これは裏を返せば口座振替のことではないのかという仮説を立てました。

仮説を検証した結果、需要があった、ということがわかりました。

お客様ファーストが生んだ、5G CONNECTの現状

ー今までサービスの強みの面を伺いましたが、逆に5G CONNETの改善していきたいところはありますか。

富塚:30日間のお試しで「WiMAXいいじゃん」と気に入った方が、お試し期間終了後に他のWiMAXサービスに行ってしまうことも多いです。

一時期SNS上で「踏み台WiMAX」なんて言われてしまったことも…。今後どのようなプロダクト戦略を設定していくかというのは5G CONNECTの課題です。

あと、これはWiMAX全体の話になるのですが、WiMAXは競合他社さんにおいても「超高速」とか「無制限」みたいな訴求で売られることが多くあり、まるで“無敵の回線”のように思われるお客様も多くいらっしゃいます。

実は、WiMAXは朝の通勤、通学ラッシュ時など、混雑しているところにはあまり向いていません。

高い期待値とのギャップで不満を感じているお客様を見つけた時に、いかに早くMUGEN WiFiなどの4大キャリアの回線を拾うクラウドSIM回線にご案内できるか、というのは今後の5G CONNECTの展開として捉えています。

ー現在の利用実態として、5G CONNECTの利用プランの内訳はどうですか。

富塚:「最新端末購入プラン」が7割、「最新端末レンタルプラン」が3割という割合です。

購入プランにはお試し期間があるため人気ですし、レンタルプランの「毎月いくら引き落とされて」というサブスクリプションの形態自体を嫌うユーザーさんも、近年増えてきているような感覚があります。

それなら、お客様から人気の高いプランにキャンペーンを充実させていった方がお客様にも喜んでいただけると思い、購入プランなら3ヶ月に1度、5ヶ月分まで料金が無料になる施策を行っています。

ー購入プラン2年契約の場合、24ヶ月目以降は端末料金がかからなくなる「端末残債」システムが公式サイトで紹介されていました。2年間継続されるお客様は結構いらっしゃるのでしょうか。

富塚:実は、契約満了まで継続してくださるお客様は20%ほどです。

その理由は、「端末が自分に合わなかった」「海外出張など生活スタイルが変わる」「カスタマーサポートが気に入らない」というように大きく分かれています。

WiMAX端末の性能上、KDDI回線が通っていない海外では使えませんし、どうしても相性の合う、合わないは出てきてしまいます。

これは5G CONNECTに限った話ではなく、弊社の全ての商材で行っているのですが、私たちは月に1回お客様にアンケートを取っています。

サービスの品質に対する満足度だけではなく、「ユーザーストレススコア」という項目も設けていて、お客様がサービスに対して抱えているストレスの度合いを数値で可視化できるようにしています。

10点満点のうち10点が「何の不満もない」、1点が「不満の塊」だとすると、そのスコアが4、かつWiMAXの弱点である混雑した首都圏に住んでいて、WiMAX回線に満足していないという回答だった場合、これは早々に解約する可能性が高いです。

そういったお客様には、こちらからお声がけをして初期事務手数料をいただかずにMUGEN WiFiなどFREEDiVEの他サービスへの乗り換えをご案内しています。

もし5G CONNECTを解約されることになっても、FREEDiVEの別サービスにつなぐことができれば、それはひとつのビジネスモデルになると考えています。

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この記事の監修者

ユーウォッチを運営する株式会社GEARの代表です。通信(Wi-Fi・光回線)からVODまで幅広い分野に精通し、ユーザー目線で分かりやすく正確な情報発信を心がけています。

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