【神戸・兵庫県編】映画館おすすめランキング｜デート・4DX・お出かけ【保存版】

本ページでは兵庫県神戸周辺にあり、4D上映にも対応しているおすすめの映画館をまとめて紹介しています。4D対応だけでなく、35mmフィルム映写機で上映されているスポットや昔ながらの単館系映画館で、アート系作品、インディーズ系作品を楽しめるスポットもまとめました。

映画デートを計画している人はぜひ参考にしてみてください。場所によっては営業時間や定休日が変動する可能性があるため、事前に確認してから訪れることをおすすめします。

神戸・兵庫県でおすすめの映画館・7館

兵庫県の神戸周辺には11館ほどの映画館があり、そのうち7館の映画館を取り上げています。4DX、MX4Dなどに対応している映画館もまとめていますので、非日常感を楽しみながら映画を満喫したい人にもおすすめです。

１０９シネマズHAT神戸（4DX）

商業施設「ブルメールHAT神戸」の2階に入っている映画館で、なぎさ公園、メガドンキ、兵庫県立美術館なども近くにあります。阪神本線春日野道駅・岩屋駅どちらからも同じくらいの位置にあり、ポートアイランドも近く、神戸空港へのアクセスも比較的良い立地にあります。

シアター10の4DX対応スクリーン以外にはエグゼクティブシートが用意されており、通常のスクリーンでも3,000円で贅沢な映画体験ができる設備があります。レイトショーやメンバーズデイなど割引サービスも豊富です。

フード・ドリンク類は全国にある１０９シネマズと共通で940円のポップコーンセット、1,430円のポップコーンペアセットなどはもちろん、ホットドッグセットやチュリトスセットもあります。

「ブルメールHAT神戸」は全部で5階まであり、5階には屋上庭園もあり、3階から5階は駐車場となっており、2階が主に娯楽系の施設が入っていて、タイトーFステーション、31アイスクリーム、ポムの樹、100円ショップのキャンドゥ、ABC-MARTなどがあります。映画と一緒にちょっとした買い物も済ませられる便利な施設です。入っている施設を見る限りではデート向けと言うよりもファミリー向けな雰囲気が強く、映画の前後に食事やティータイムを過ごす場合は他の周辺施設を検討したほうが良いかもしれません。

一般料金	2,000円
4DX料金（スクリーン10）	通常料金+1,000円
スクリーン数	10（約1,795席）
最寄り駅	阪神本線 春日野道駅 岩屋駅
駐車場	ブルメールHAT神戸
公式サイト	https://109cinemas.net/hatkobe/

TOHOシネマズ西宮OS（MX4D）

今津線・神戸線の「西宮北口」駅周辺の駅ビル感覚で訪問できる阪急西宮ガーデンズ本館内にある映画館で、周辺には「アクタ西宮」、「兵庫県立芸術文化センター」のほか、駅近くの繁華街もあります。阪急西宮ガーデンズには別館もあり、さまざまなショップやレストランが入っており、ほとんどの買い物や用事はこの周辺で済ませられます。

スクリーン2にはIMAXレーザーがあり、MX4Dはスクリーン9で利用できます。上映されている作品は時間によっては複数のスクリーンで上映されているものもあり、スクリーン2で上映されるものもありますので、追加料金700円でもっと迫力ある高精細な映像を楽しめるIMAXレーザー（スクリーン2）を利用するのもおすすめです。

例えば2025年12月に上映された「アバター：ファイヤー・アンド・アッシュ」は、字幕版がスクリーン3・スクリーン10・スクリーン2で上映され、スクリーン2で上映されている回を選べば同じ作品を高画質な迫力ある映像で楽しめます。さらに、レイトショーを選べれば一般料金は1,500円になるので、レイトショー&IMAZレーザーで合計2,200円で楽しめることになりかなりお得です。

一般料金	2,000円
MX4D（スクリーン9） IMAXレーザー（スクリーン2）	通常料金+1,300円 通常料金+700円
スクリーン数	12（約2,073席）
最寄り駅	阪急西宮北口駅
駐車場	阪急西宮ガーデンズ
公式サイト	https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/064/TNPI2000J01.do

イオンシネマ三田ウッディタウン

4D上映には対応していませんが、イオン三田ウッディタウン店に入っている映画館なため、ショップやレストランなどデートやお出かけにも最適なスポットにあります。周辺にはコーナン、万代、ケーズデンキなどもあり、ウッディタウン中央駅からも近い上に、駐車場、駐車スペースにも余裕がありアクセスも良好です。

スクリーン7はハイフレームレート（HFR）上映と3Dに対応しており、同じ作品でもスクリーン7で上映される時間がある場合は、スクリーン7を選んだほうがお得に高画質な映像で鑑賞できます。

ワタシアタープラス会員になっていれば平日10時までの上映作品に適用されるハッピーモーニング、毎日20時以降の上映作品に適用されるハッピーナイトが共に1,300円で利用できるためお得に映画を楽しめます。他にもさまざまな割引サービスがあり、とにかくたくさん映画を楽しみたい人には嬉しいサービスが満載です。

各地にあるイオンモールと同じようなショップ・レストランが揃っており、イオンモールだけでなく2番街なども合わせて利用するのがおすすめです。未来屋書店、ケンタッキーフライドチキン、ミスタードーナツ、マクドナルドはありますが、スターバックスや少し落ち着いたおしゃれなカフェはあまり施設内には期待できません。

一般料金	1,800円
3D（スクリーン7）	通常料金+300円 （メガネ代200円）
スクリーン数	7（約1,570席）
最寄り駅	神戸電鉄公園都市線 ウッディタウン中央駅
駐車場	イオン三田ウッディタウン店
公式サイト	https://www.aeoncinema.com/cinema/sanda/

元町映画館

神戸元町商店街にある単館系映画館で、ドキュメンタリー、新興国発の映画、新進作家の映画などを積極的に選別して上映している映画館でもあり、アート系ともインディーズ系ともまた異なる映画文化を盛り上げていくことを理念に運営されている映画館です。イマドキなかなか出会えない貴重な映画館です。

約1週間から2週間ごとに上映作品が切り替わり、厳選された特別な映画を視聴できます。サービスデーもあり、毎月1日と毎週水曜日は誰でも1,300円、ペア・2人以上で訪問すると「いっしょ割」が適用されて1人1,300円、2人ならば2,600円で作品を視聴できます。

各回完全入替制の全席自由席で、経営状況はコロナ禍の影響もあり厳しい状況にあると公式ページで支援のお願いも掲載されています。新人監督が制作した映画や商業性は低くても文化的価値が高い作品が世の中に出回らない状況は文化的に大きな損失になってしまい、それを防ぐための理念も持っているのが本映画館です。映画が好きな人や映画文化に理解がある人は是非定期的に訪問するように意識してみてほしいです。

一般料金	1,800円
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スクリーン数	1（約67席）
最寄り駅	JR・阪神電車元町駅
駐車場	専用駐車場なし 周辺のコインパーキングへ
公式サイト	https://www.motoei.com/

シネマ神戸

JR神戸駅から徒歩で数分の立地にあり、一定期間決まった作品を2本立て、または、1本立てで上映しているスタイルの映画館です。2025年12月時点では、「ミッション：インポッシブル　ファイナル・レコニング」や「ヒックとドラゴン」、「ミスター・ノーバディ2」など比較的新しい映画が2本立てで見られるように工夫されています。

作品のラインナップによっては映画館で見られなかった作品を、2本立て1,600円で見られる可能性があり、上映作品によってはかなりお得です。支払いは現金のみで、座席は自由席という昔ながらのスタイルを体験できる映画館でもあり、半日まるまる映画館で過ごせるという魅力もあります。

大手のシネコン系の映画館で上映していた時よりも大幅にお得な料金で映画を見られる可能性がある上に、新しい映画とも触れ合える可能性があるため、映画好きにとっては最高の条件が整っています。

近くには新開地アートひろばや新開地劇場などもあり、文化的・芸術的に理解が深い場所です。

2本立て一般料金 1本立て一般料金	1,600円 1,900円
4DX料金（スクリーン4）	通常料金+1,100円
スクリーン数	Cinema KOBE1（121席） Cinema KOBE2（79席）
最寄り駅	阪急・阪神・山陽・神鉄 新開地駅
駐車場	専用駐車場なし 周辺のコインパーキングへ
公式サイト	https://cinemakobe.jimdofree.com/

パルシネマしんこうえん

湊川公園の敷地内にある映画館で、周辺には荒田公園、兵庫区役所、ミナエン商店街、神戸新鮮市場、ダイエーなどがあり、20分歩けばJR神戸駅があります。湊川公園駅からは徒歩2分の立地にあり、アクセスは比較的よく周辺施設も充実しています。

今は映画館では見られないような旧作や名作が上映されている可能性があります。2025年12月時点では「男はつらいよ　寅次郎恋歌」や「国宝」、「ゴジラ対ヘドラ」などが上映される予定になっており、思い出深い作品を再び映画館で見られるかもしれません。

2026年には55周年を迎える「パルシネマしんこうえん」も映画文化をより深く楽しみたい人におすすめの貴重なスポットです。

一般料金	1,600円
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スクリーン数	1（約135席）
最寄り駅	市営地下鉄「湊川公園」駅 神戸電鉄「湊川」駅
駐車場	専用駐車場なし 周辺のコインパーキングへ
公式サイト	http://www.palcinema.net/ https://x.com/palcinema

神戸映画資料館（35mmフィルム映写機｜18,000本以上の作品収蔵）

神戸映画資料館はその名の通り、多くの映画資料を収蔵している映画館で、近くには鉄人28号のモニュメントもあります。神戸空港やポートアイランドの西側にあり、神戸須磨シーワールドやノエビアスタジアム神戸なども近場にあります。徒歩圏内には東急プラザ新長田やアスタくにづかなどの総合商業施設もあります。

2025年12月には「もうひとつのヒロシマ　アリランのうた」や「エイプリルフール」などの上映があり、公式サイトを見れば、いつ、どんな作品が上映されるか確認できます。作品によってはドネーション制（寄付制）の上映会となっているケースも多いため、映画を無料で見られる可能性もあります。

年間1,500円の神戸映画資料館シネマ倶楽部に入会すると、閲覧図書室の利用ができるようになったり、併設シネマカフェのドリンク割引を受けられるようになったりする特典のほか、割引料金で映画を見られるようになります。映画文化を支えていきたい、映画を研究したいという人には特におすすめです。

入館料観覧料	無料作品により異なる
シアター貸室（10：00〜13：00）	平日4,000円 土日祝10,000円
資料閲覧室	ビジター料金100円
スクリーン数	1（約38席）
最寄り駅	JR・地下鉄西神山手線 新長田駅
駐車場	アスタくにづか3番館駐車場
公式サイト	https://kobe-eiga.net/

神戸・兵庫県の映画館（スクリーン数）は約21館・121スクリーン

兵庫県には約21館の映画館があり、スクリーン数は約121スクリーンあります。来場者数の減少などで経営難にある映画館も多いため、今後映画館の数は減っていく可能性があります。今ある映画館を大切にしながら、映画文化を楽しみましょう。

出典：https://www.eiren.org/toukei/screen.html

単館系の映画館で上映されている作品は、旧作やインディーズ系・アート系の作品が多く、内容によっては当たりハズレももちろんあります。事前にどんな映画なのか気になる人は動画配信サービス「U-NEXT」などを活用して一度自宅で見てみてから映画館で視聴してみるのがおすすめです。

映画館の音響や大画面で見れば迫力が違うのはもちろんのこと、ちょっとした音響の感じ方の違いで雰囲気が大きく変わります。動画配信サービスも有効活用しながら、映画館での体験も満喫してみてください。

兵庫県・神戸市にある映画館約11館一覧・全リスト（2025年時点）

兵庫県の神戸市内には、全部で約11館の映画館があります。神戸市以外には10館、神戸市内には11館の映画館があるという状況で、神戸市に映画館が集中しています。

• １０９シネマズHAT神戸
• OSシネマズ　ミント神戸
• OSシネマズ　ハーバーランド神戸
• シネ・リーブル神戸
• kino cinema神戸国際
• カナートホール
• 元町映画館
• シネマ神戸
• 神戸映画資料館
• パルシネマしんこうえん
• KAVCシネマ（神戸アートビレッジセンター映画館）
• 福岡国際東映

映画を文化や芸術のひとつとして捉えて楽しめる施設も多いため、全国的に見ても映画に対する解像度や文化への理解が深いです。

神戸市以外の兵庫県内の映画館約10館・全リスト（2025年時点）

兵庫県には神戸市以外にも映画館があり、各地にまばらに映画館があります。最寄りの映画館で見たい映画を見て、各地の映画館を支えるのも大切です。

• アースシネマズ姫路
• TOHOシネマズ伊丹
• TOHOシネマズ西宮OS
• イオンシネマ三田ウッディタウン
• イオンシネマ明石
• イオンシネマ加古川
• シネ・ピピア
• MOVIXあまがさき
• プラット赤穂シネマ
• 豊岡劇場

4D上映に対応していなくとも、映画そのものは普通に楽しめますので、一般料金がお得な映画館や訪問しやすい最寄りの映画館は各シアターの会員になっておくともっとお得です。

映画館でのマナー・約束

映画館では、シネアド時にも映画館でのマナーや注意の動画が流れますが、劇場内に入ったらマナーを守らないと周囲の人を不快にさせ、劇場での視聴体験の質が低下し、嫌だった記憶として残り続けます。映画館では、双方が最低限のマナーを守るようにしましょう。

上映中にスマホを操作しないこと

劇場内に入ったら、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末等は電源を切ったり、マナーモードに設定する以外の操作はしないようにしましょう。劇場内が真っ暗になっていなくても、スマホを操作しているのはかなり目立つ上、後ろの席からはスマホの操作をしている様子がよく見えます。

シネアドの上映中でもスマホの操作はせず、当然ながら本編上映中にもスマホの操作はしないようにしましょう。

スマートウォッチも外したほうがいい

腕を動かしたり、少し傾けたり、通知が届いたりしただけでディスプレイが明るくなってしまうスマートウォッチにも注意しましょう。上映中のスクリーンを録画していると疑われたり、周囲の人々の視聴体験を悪化させたりするためトラブルの元になります。

マナーを守れない利用客は上映中でも強制退場の対象となるため、映画を心の底から安心して楽しむために劇場内に入ったらスマホ操作やスマートウォッチの操作は極力しないようにしましょう。

マナーモードに設定するのも劇場に入る前にできることですので、劇以上ないで座席に座ったら、スクリーンだけに集中しましょう。

上映中はスマホの電源をOFF、または、マナーモードにすること

上映中に電話の着信音が鳴ったり、LINEの通知音が鳴ったりするのはマナー違反以前に劇場内でのルール違反となります。必ず座席に座る前のロビーや待合室、ポップコーンを購入する際の行列待ちの際にマナーモードに設定しましょう。マナーモードでも不安な方は、座席に座る前にスマホの電源をOFFにして、スマホをカバンにしまっておくとよいでしょう。

緊急地震速報などをスマホで受信するケースもありますので、電源をOFFにしなくてもよいですが、最低限マナーモードに設定しておきましょう。

劇場内・上映中には基本喋らないこと

劇場内の座席に座ったら、スクリーンでは既にシネアドが流れている事が多く、このシネアド中は本編上映中ではないですが、シネアドを見ている人がいるため、友人とおしゃべりしている人は非常に迷惑です。劇場内では多くの人が必要最低限の会話のみをしており、スクリーンに集中しているため、ずっとべらべら喋っていると小さい声でもかなり響いて聞こえて迷惑です。

おしゃべりがしたいならば劇場の外のロビーやファミレスですればよく、座席に座ったら本当に必要な会話以外はしないようにしましょう。言葉を発する場合も一言、二言程度にし、基本的に無駄なおしゃべりはしないようにしてください。

劇場内で周囲の席の人に迷惑をかけないこと

映画館の座席に座った人はみな同じ料金を支払って、映画を楽しみに来ている人たちです。映画を楽しみに来ているのであって、迷惑な人にイライラするために来ているわけではありません。

座席を蹴ったり、ドリンクホルダーへの配慮がなかったり、上映中に座席を移動して他の人の前を通ったりするのは非常に迷惑である上、上映中の座席の移動は場合によっては重要なシーンを見逃す可能性があるので、見ている人の前を通過する行為は絶対にやってはいけません。

ポップコーンを食べたり、ドリンクを飲んだりする際に多少音が出るのは問題ないですが、音を立てないように気をつけなかったり、食べるタイミングを気にしなかったりするのは周囲の人からするとかなり目立って邪魔になり、映画に集中できなくなる要因になります。

映画館の劇場内は共用スペースですので、周囲の人に迷惑をかけないように心がけてください。

映画館に行く時の必須アイテム

映画館に行くときはシンプルな服装であれば特に問題ないですが、あると助かるアイテムもいくつかあります。ここでは完ぺきに映画館を楽しみたい場合に持っていると安心できるものをまとめています。服装やヘアスタイルに関しても映画館で長時間座席に座ったままになることを考慮すると良いでしょう。

ウェットティッシュ・ティッシュ

劇場内でポップコーンを食べる場合はポケットティッシュ、または、ウェットティッシュがあった方が良いでしょう。ポップコーンの味によっては手がベタついてしまうため、映画鑑賞後に少し指を拭き取る際にウェットティッシュがあったほうが良いです。

作品によっては予想外に泣ける映画で涙が溢れて止まらない事もありますので、ポケットティッシュはあったほうが良いです。100円ショップなどで売っているソフトな質感のティッシュならば肌にも優しく安心です。

ひざかけ・ストール・マフラー

季節によっては映画館内はかなり気温が低く感じられる事もあります。夏場はエアコンが効いていて喉の乾燥を感じる場合もあり、足元や首周りが冷えすぎてツラくなる事もあります。夏場はかなり薄手のストールやひざ掛けがあると体温調節しやすくなります。

冬場はマフラー、厚手のひざ掛けがあれば寒すぎてきついこともないでしょう。映画館では2時間ほど座りっぱなしで動けなくなるため体温調整しやすいアイテムをお忘れなく。

ストールやひざ掛けは最悪汚れたり、なくしたりしてもよいカジュアルなものを選ぶことをおすすめします。暗い映画館内では、ポップコーンやジュースを少しこぼして汚してしまうことはよくあることです。

うるさい音が鳴らない服装・靴

作品上映中は基本座ったままになりますが、ぶつかって音がなるアクセサリーやジャラジャラしたチェーンが付いている服装は着席中に少し動くだけでも音が出て周囲の人々の映画鑑賞を妨害します。

アクセサリーだけでなく、ガサガサ音が出てしまう服、カタカタ音のする靴などは避けましょう。小さなお子様がいる場合は、歩くとキュッキュと音の出る靴は避けましょう。

リラックスできる服装・靴

映画館では約2時間ほどずっと座ったままになりますので、首周り、肩周りが楽な服装を選ぶのがおすすめです。できれば着慣れていて長時間身につけていても疲れないものが良いですが、新しい服、新しい靴を身に着けていく場合は事前に1日くらいは着て身体に馴染ませるようにしましょう。

映画を見に行く当日に肩こりや首コリをひどくする服は避けたほうが良く、靴擦れを起こすようなものも避けたほうが良いです。周囲や隣の人の迷惑にならないよう、香水も控えめにし、汗臭さなどを予防するニオイ対策もしておくと安心です。変に着飾らず、シンプルな服装であれば問題ありません。

シートでリラックスできるヘアスタイル

映画館では、座席のヘッドレストなどに長時間頭をのせておくことになります。髪の毛を後ろで束ねたり、お団子を作ってまとめたりするとヘッドレストに頭をのせにくくなり、首がつかれてしまいます。また、座席によってはかなり上向きな状態で2時間ほど過ごすことになるため、カジュアルでリラックスできるシンプルなヘアスタイルを選ぶのが無難です。

暗い中で落とすと見つけられないため髪飾りなどもつけなくて済むようにして、快適に映画を楽しめるようにしましょう。

映画館を120%楽しむライフハック

映画館での映画鑑賞を楽しむには、ちょっとした工夫と事前準備が欠かせません。ここでは、映画館行く前のトイレ対策、座席選び、スクリーンの見やすさ、ポップコーンが売られている理由なども解説します。

映画館は映画を見るだけではなく、推しグッズを買ったり、ポップコーンを味わいながら作品を楽しんだり、迫力の大画面と音響で作品に没頭したりして楽しむ場です。それぞれの不安を減らし、疑問を解消してもっと映画を楽しみましょう。

一番スクリーンが見やすいのは何列目？

映画館の座席のベストポジションは、座席の中心付近です。劇場内の中心から前後左右3席分くらいは無理な姿勢にならなくてもスクリーンをのんびり見られる座席で、音響などもちょうどよく聞こえてきます。

しかし、座席中心付近は、劇場内の座席が多く埋まっていると上映中に立ち上がって移動するのが難しくなるため、途中でトイレに行くのは難しいという欠点があり、かつ、上映終了後にすぐにトイレに行きたくても他の座席の人が移動するのを待たないといけないため心身ともに余裕がないと気が落ち着かない人もいます。

途中でトイレに行くことになりそうな場合は、スクリーンから少し離れた目の前に通路がある最前列の座席（D、E、Fなど）を選ぶか、通路側の座席を選ぶと安心です。

両サイドや最前列の座席も意外とあり

劇場内の両サイドはハズレ席と思われている事も多いですが、上映が始まってしまえばそれほど気にならずに作品を楽しめます。席の移動をする人も少なく、並んでいる座席数も少ないので移動もしやすく、多くの人が選ばない座席なのでお気に入りのポジションを選べます。

また、スクリーンに一番近いA、B、Cなどの最前列周辺の座席はスクリーンの近くで見ることになるので迫力があります。視界内におさめられないくらいにスクリーンに近いため、没入感があり、音響にも近いので迫力があります。

最前列の欠点は、スクリーンを見やすくするために座席に浅く腰掛けたり、首が上向き気味になって姿勢がきつかったりすることですが、ちょっとしたクッションやフェイスタオルなどがあれば自分の身体にきつくない状態で映画を楽しめます。

真正面から見るだけがベストポジションではないため、お気に入りの映画館を見つけたら、さまざまな座席を利用してみてください。それぞれの座席の良さがあります。

映画館でポップコーンが売っているのはなぜ？

映画館の収入源としてポップコーンやドリンクの売上は欠かせないものです。利益率が高く、原価は安く、製造や準備が容易で比較的安価で映画館の利用客に提供できるなどのメリットがあります。ポップコーンは利益率が50%～80%ほどあり、床にこぼしたり、座席に落として潰してしまっても片付けや掃除が簡単で、観客の手もほとんど汚れず、咀嚼音もそれほど漏れません。

歴史的には1920年のアメリカで映画鑑賞中にポップコーンを食べるという慣習が生まれたとされており、大量に残っていたとうもろこしをポップコーンに加工しておやつにして食べたという話や、映画館の換気を良くするためにポップコーンの匂いで対策を講じたという話もあります。

ポップコーンは製造してからしばらくは味が劣化せずにおいしく食べられて、雑菌が繁殖したり、食中毒を起こしたりしにくいため、おやつとしても最適です。もちろん大量に食べすぎれば腸閉塞や消化不良などの不安がありますが、映画を見ている間に食べ切れる程度の量ではその心配もありません。

映画を見たとしてもその映画チケットの売上の多くは配給会社に流れてしまうため、映画館そのものの売上としては不十分になります。特別な映画館で、特別な環境で映画を楽しんでいきたい方は、映画館を利用した際はポップコーンやドリンクなどを利用して、映画館の継続的な運用を支えられるようにできると理想的です。

上映中にトイレに行かずに済む方法は？

最近の映画は作り込まれているものが多く、2時間以上の作品や3時間を超えるものまであります。上映中にトイレ休憩の時間は用意されていないため、トイレを我慢しないといけない可能性があります。

上映前に食べると尿意を抑えられる食べ物があります。

• お餅
• 大福
• ボンタンアメ
• ポップコーン

これらの腹持ちがよく、水分を少し吸収するようなものを事前に食べておき、映画鑑賞の2時間前くらいからコーヒーや緑茶、紅茶など利尿作用のあるカフェインなどが入っている飲み物は控えるようにすると良いでしょう。

ずっと楽しみにしていた映画を見に行く日には、映画鑑賞中にトイレに行かなくて済むように汁物の多い食事は避けて、海苔巻きおにぎりやお寿司の太巻き、お餅などを食べ、水分補給については上映開始2時間前からはあまり飲まないようにしておきましょう。

上映中には、ポップコーンを少しずつ食べると尿意を抑えられます。どうしても不安な方は大人向けの紙おむつを履いていくのも良いですが、排尿直後には尿のにおいが漏れてしまう製品もあるため、密室で隣の席に人もいる映画館ではあまりおすすめできません。

映画鑑賞後のむくみ対策

上映前には水分を抑えて、腹持ちの良い食べ物を摂取し、上映中にポップコーンを食べると、映画鑑賞後は長時間座りっぱなしになっていることもあり足腰がむくんでしまう事も多いです。たいていおしゃれな映画館はロビーなど座って休憩できるスペースがありますので、ふくらはぎを少しもみほぐしたり、足首を回したり、軽くストレッチしたりすることでむくみ予防になります。

むくみ予防の着圧ストッキングを履いていくのも良いですが、上映前の水分不足、上映中にポップコーンを食べることで起こる塩分などの影響で人によっては次の日までむくみやだるさが残ることがあります。

長時間ある映画を楽しんだあとは、少し体を動かすためにお散歩をしたり、スーパー銭湯に行ったり、足湯に入ったりしてデトックスするのがおすすめです。