[箱庭円舞曲]もっと美人だった

[箱庭円舞曲]もっと美人だったのあらすじ
こんなはずじゃなかった。もっと尊敬される大人になって、もっと素敵な人と出会って、もっと素晴らしい人生を謳歌して、いるはずだった。どこで間違えたのだろう。母は、町会議員だった夫が不祥事で議員辞職、生まれ育った町にも居場所が無くなり、遠くの町に越してきた。しかし、夫の不祥事はインターネットをはじめとする情報網を通じて日本中が知るところとなっており、この町でも家に石が投げ入れられる日がやってきた。妻は、入婿を貰い、実家(旧家であり大豪邸)の一室を使って、内面から美しくなるための個人教室を主催している。たくさんの参加者がいるわけではないが、それぞれの美しくなりたい気持ちに応えようと本心から頑張っていると、ついに雑誌に掲載されることになった。娘は、大学に通いながら、人気のない助教授のゼミ室に入り浸っていた。そのゼミが好きだったかは覚えていないが、同じゼミの先輩のことが好きで、何回か身体の関係は持っていて、でも恋人にはなれなくて、彼に振り向いてもらおうと必死だった。あの頃の夢や希望は叶わなかった。尊敬されてもいないし、素敵な人と出会えてもいない。お世辞にも素晴らしい人生とは言えないかもしれない。今の私は美しくないかもしれない。それでも、わたしは生きている。それでも、わたしは生きていく。これがわたしにとって、正しい選択だったのだ。誰が何と言おうと。未来は明るい、大人になったらきっともっと美人になれる、もっと素敵な生活が送れる、そう信じていたすべての人に送る悲喜劇。
作品カテゴリー | ドキュメンタリー |
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制作年 | 年 |
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この記事の監修者
株式会社GEAR
代表取締役 有薗 隼人
2020年よりエンタメ総合メディア「U-WATCH」を運営。2023年には第36回東京国際映画祭にスポンサーとして協賛。
映画にも会社として出資するなど、積極的にエンタメ業界へ投資している。
協賛
札幌国際短編映画祭
第36回東京国際映画祭(2023)
好きな映画・ドラマ
・クリストファー・ノーランシリーズ(インターステラー、TENET テネット、インセプションなど)
・オデッセイ、トゥモローランド、SUPER 8/スーパーエイトなどの宇宙系
・山崎豊子作品(白い巨塔、不毛地帯、沈まぬ太陽など)
・スラムドッグ$ミリオネア、ウルフ・オブ・ウォールストリート、ゴールド/金塊の行方、キングスマンシリーズなど
・世界のいろいろを知れるもの、成り上がっていくものなども好き
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