母子家庭で育っている高校生の幕之内一歩は、いじめられっ子で気弱な性格。ある日、河原でいじめられているところにプロボクサーの鷹村守が助けに入った。そのままジムに連れてこられ何気なくサンドバッグを殴ってみるとボクサーとしての素質があることがわかる。いつもいじめられていた一歩は、強いとは何か？という問いの答えを求め、プロボクサーを目指すことに。同い年で同じジムの宮田一郎との対戦も最初はKO負けしてしまうが、次はKO勝利。練習を重ね、プロテストを受けに行った一歩は、無事に合格しプロボクサーとして歩みだす。

「はじめの一歩」は、いじめられっ子からボクサーへと成長する主人公・幕之内一歩の物語です。「あしたのジョー」以降のボクシング漫画の新たな金字塔とも称され、週刊少年マガジンで連載された人気作品です。原作同様のリアルなボクシング描写や迫力溢れる試合シーンが話題となり、6クールという異例の長期シリーズとなりました。一歩の成長とともに描かれるボクシングの世界は、視聴者を引き込む魅力があります。