オカルトサークル「不思議発見クラブ」に所属する学校一のスケベ高校生・柴木耕太は、ある日偶然にも魔女修行中のるるもと出会い、魔法と魔法を使えるチケットの存在を知る。欲望のためにチケットを使おうと企む耕太だが、チケットの代償は自らの寿命で…。

「まじもじるるも」は、高校生の少年が魔女から与えられた何でも願いが叶う「魔法」のチケットを手に入れる物語です。しかし、その魔法の代償は自らの命という重大なもの。欲望と理性の間で揺れ動く主人公の葛藤が、ブラックなユーモラスなスラップスティック・コメディとして描かれます。魔法の力を使うたびに寿命が削られるという独特の設定が、笑いと共に人間の欲望と生死のテーマを考えさせます。