1000年後の世界。早季は人口3000人ほどの町・神栖66町で生まれる。町の外には恐ろしい生き物が生息しているため、決して八丁標の外には出てはいけないと言われ育つ。早季は幼少期を順調に過ごし、人間に潜在的に備わっている“呪力”を発現させる。呪力は真言を授かることで自在に操ることが出来るものだが、授かった真言は決して人に話してはいけないと教えられる。その後、早季は呪力を学ぶ学校で瞬、真理亜、覚、麗子と班を組むが、早季は言いようのない不安を抱えていた。そんな早季に覚は、ネコダマシの噂を話し始める。

「新世界より」は、1000年後の未来世界を描いたSFアニメです。同名小説を原作に、主人公たちの幼少期から青年期までの成長を3部構成で描いています。異種族の秘密や人類がたどった悲劇的な歴史など、重厚な世界観が物語に深みを与えています。映像化が不可能とされていたこの作品は、その壮大なスケールと緻密な描写で視覚的な魅力も満載です。