厚生省が発表した老人介護全自動ベット・Z-001号機のモニターに、晴子が世話していた高沢老人が選ばれる。機械に世話されている彼を痛々しく感じる晴子だが、学校のパソコンを埋めつくす「HARUKO」の文字を発見し、高沢老人の元に急ぐ！

「老人Z」は、大友克洋と江口寿史の共同制作による、リアルかつユーモラスなSFアクション作品です。物語は、自動看護ロボと戦闘用ロボの対立を描いています。看護学生の晴子が世話をしていた高沢老人が、画期的な機械のモニターに選ばれるという展開になります。この選択が、晴子と高沢老人、そしてロボットたちの運命を大きく揺さぶります。ユーモラスながらも深いメッセージ性を持つ本作は、SFアクションの新たな可能性を提示しています。