寛政大学の1年生・蔵原走（くらはら かける）は、高校時代陸上部で、天才ランナーとして注目されていた。しかし、監督との間で問題を起こして陸上部を辞めてしまう。ある日、かけるはあまりの空腹でパンを万引きしてしまい、全速力で逃走する。しかし、同じ大学の4年生・清瀬灰二（きよせ はいじ）に捕まってしまい、成り行きで、彼の住むアパートに行くことに。そこはなんと元々寛政大学陸上部の寮で、そこに住んでいると強制的に部員扱いになり、灰二によって長距離向けの身体に改造されていた。そして彼の強い希望でかけるは箱根駅伝を目指すことになってしまう？！

「風が強く吹いている」は、直木賞作家・三浦しをんの名作小説が原作で、箱根駅伝を舞台にした青春ストーリーです。物語の中心には、個性豊かな10人のランナーたちがいます。彼らの駅伝シーンはもちろん、それぞれの生い立ちや人間ドラマが描かれ、視聴者を引きつけます。この作品は、スポーツだけでなく、人間の成長や友情、挫折といったテーマを描いており、視聴者の心に深く響く作品となっています。