人が好く、世間知らずのロイドは、辺境の村であるコンロン村に暮らす少年。小さい頃に読んだ物語には軍人が登場した。ロイドはその軍人に憧れを抱き、やがて王都を目指すようになる。だがロイドは村で一番弱かったために周りの村人たちに猛反対されてしまうのだった。それでも夢を諦めきれないロイドは、どうにかして王都へ向かう許可を得て、ひとり王都へと向かう。王都にたどり着いたロイドは早速士官学校の入学試験に挑戦するが、次から次へと様々なトラブルに見舞われてしまう。ロイドは果たして憧れの軍人になれるのか――。

「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」は、自分を最弱と思い込んでいる少年が、実は常識を超えた強さを持つキャラクターという設定のファンタジー作品です。主人公の無自覚な最強ぶりが爽快で、その非常識さが視聴者を笑わせます。また、個性豊かなヒロインたちの行動も見どころの一つで、彼女たちの動きから目が離せません。この作品は、勘違い系最強ファンタジーとして、視聴者を楽しませてくれます。