植木等とのぼせもん

昭和37年。「スーダラ節」が空前の大ヒットとなり、植木とクレイジーキャッツは一躍スターに。超過密スケジュールとなった植木の付き人兼運転手として博多から上京してきた松崎雅臣が就くことに。幼い頃に父を亡くした彼はいつしか植木を父のように慕い…。

「植木等とのぼせもん」は、昭和のエンターテイメント界を牽引した植木等と、彼を支え続けた付き人兼運転手・小松政夫の師弟関係を描いた作品です。植木等役を山本耕史、小松政夫役を志尊淳が演じ、楽器の得意なキャストが多数出演しています。物語は、当時のテレビバラエティや映画の撮影風景を交えながら進行し、二人の絆や時代背景をリアルに描き出しています。昭和のエンターテイメント界を彩った二人の生き様と、その背後にある努力や苦悩を感じることができる作品です。