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十角形の奇妙な外観を持つ館“十角館”が存在する、角島。1986年、“十角館”を建てた天才建築家・中村青司は、焼け落ちた本館・青屋敷で謎の死を遂げていた。半年後、無人島と化していた角島に、K大学ミステリ研究会の男女7人が合宿で訪れる。その頃、海を隔てた本土では、かつてミス研メンバーだった江南孝明のもとに【死んだはずの中村青司】から1通の手紙が届く。<十角館に滞在するミス研メンバー>と<死者からの手紙>。「偶然とは思えない」―。江南は調査を進めるなか、島田潔という男と出会い、行動を共にしていく。一方“十角館”では、ミス研の1人が何者かに殺害される。「犯人は一体誰だ?」疑心暗鬼に陥り、互いに仲間を疑いはじめるメンバーたち…孤島である角島から出ることができるのは、1週間後。2つの物語から起こる【想像を超えた衝撃の結末】とは。
綾辻行人の小説を原作とする本格ミステリー作品のテレビドラマ「十角館の殺人」。原作はトリックも巧妙で大胆な手法で真実を明かすなど、長年映像化は難しいとされてきた作品です。本作はその映像化に挑戦しています。原作の良さを残しつつ映像でだからこそ表現できることも取り入れるというチャレンジングな演出は必見。主演の奥智哉の演技にも惹きつけられます。
「十角館の殺人」の感想・レビュー評価
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2024.06.17視聴済み
原作ファンです。この作品が実写化されると聞いて観ないわけにはいきません!この作品の肝となるあの見事なトリックをどう映像化するのか??配信まで楽しみでしたが、いざ観てみると、おぉ〜っと声が出てしまいました。原作を知らない息子は途中で気づいてしまいましたが、見事に騙された人も多いでしょう。何よりも舞台出身のあまり有名ではない俳優さんたちでキャストを固めたのがうまいですね。他の館シリーズもドラマ化してほしいです。
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