アコークロー

東京で負った心の傷から逃げるように、恋人・浩市の住む沖縄に来た美咲。浩市の友人たちとも打ち解けた彼女は、地元で妖怪とも精霊とも伝えられる「赤い髪のキジムナー」に興味を持つ。その矢先、赤い髪の女が美咲の前に出現し、次々と惨劇が起こる。

「アコークロー」は、沖縄の才能が集結して生み出されたファンタジックホラー作品です。監督は「ハルサーエイカー」の岸本司で、スタッフも全員が沖縄出身者という、100％琉球奇譚の映画です。タイトルの「アコークロー」は琉球方言で「夕方と夜の間」を意味し、その光景は南国情緒溢れるものとなっています。この作品は、沖縄の風土と文化を背景に、独特の世界観を描き出しています。