ポーラー・エクスプレス

少年は成長するにつれて、サンタクロースが実在するということが信じられなくなっていた。そうして迎えたクリスマスイブの夜。少年はベッドの中で蒸気機関車が走る音を聞く。音がする方へ目を向けてみると、機関車のライトに照らされる。大急ぎで家の外へと飛び出した少年の前には、大きな機関車とその車掌が現れる。呆然とする少年に車掌は「君も来るかい？」と声をかける。機関車の行き先は北極だというが、発車し始めた機関車に急いで乗る少年。車内には、同じ年齢のさまざまな子供たちがパジャマのまま乗っていて、そこで少年は1人の黒人の少女と出会う。

「ポーラー・エクスプレス」は、名作童話「急行『北極号』」をアニメーション映画化した作品です。冒険の旅に出る急行ポーラー・エクスプレスに乗り込むことから物語は始まります。夢と冒険に溢れたファンタジー世界が広がり、視覚的な魅力も満載です。また、パフォーマンスキャプチャー技術を駆使し、トム・ハンクスが一人で六役を熱演しています。彼の演技力が映画の魅力を一層引き立てています。