続組織暴力

一匹狼の兵頭五郎は、表向きは正当な手続きを取って銀座商事を設立する。その実態は、銀座の勢力図を塗り替えようとするものだった。敏腕警部・北川、関東政友会の榊組などが乗り出し、事態を収めようとする。だが兵頭の動きはそれ以上に速かった。

「続組織暴力」は、1967年に公開されたバイオレンスドラマの第2弾で、暴力団と警察という組織の裏側を描いています。やり手のヤクザが政治的手腕を振るい、一方で建前上は手を出せない警察官の怒りが描かれています。その中での人間模様と複雑なやり取りが見どころで、当時の暴力の実態をリアルに描いた作品です。