昭和20年、東京は連日の空襲で地獄と化した。日本の霊的指導者である高僧・観阿彌光凰は、日本を勝利へ導くべく連合軍首脳を呪い殺す計画を進めていた。だが多くの死傷者が生み出した怨念によって、帝都破壊を画策する魔王・加藤保憲が蘇ってしまう。

「帝都大戦」は荒俣宏のベストセラー小説の映画化作品で、SFアクションの第2弾です。『帝都物語』の続編として描かれ、魔王・加藤保憲の恐怖が再び帝都に襲い掛かります。強大な力を持つ加藤と、霊能力を持つ青年たちとの間で繰り広げられるサイキックバトルは、観る者を手に汗握らせます。この作品は、スリリングな展開と緻密なストーリー展開で、観る者を引き込む力があります。