みをつくし料理帖

享和2年、大坂。姉妹のように仲がいい幼馴染みの澪と野江だったが、突然の大洪水で生き別れになってしまう。10年後。洪水で両親を亡くした澪は、神田の蕎麦屋で女料理人に。野江は吉原の遊郭に買い受けられ、幻の花魁・あさひ太夫と名乗っていた。

「みをつくし料理帖」は、別々の人生を歩んでいた幼馴染みが料理を通じて再び出会う感動の人間ドラマです。人気時代小説シリーズの映画化で、角川春樹が生涯最後の監督作として手掛けました。主演の松本穂香と奈緒が演じる二人の女性の友情と絆の物語は、観る者の涙を誘います。過去と現在、そして未来を繋げる料理の力を描いた作品で、人間の絆と成長を感じることができます。