危険な戯れ

美女を狙った誘拐事件が多発しているパリ。ある日、富豪のもとに「娘を誘拐した」という脅迫電話がかかってくる。娘は無事に部屋にいて安堵するも、身を案じた父親は、ある館に娘をあずけようとする。だがその建物は秘密組織が運営する危険な館だった。

「危険な戯れ」は、人間の心の奥底に潜む狂気や妄想、倒錯した世界を赤裸々に描いた官能サスペンスです。アラン・ロブ＝グリエ監督の手により、美女たちが裸体をさらす退廃的で不思議な雰囲気が醸し出されています。小説家としても名高い監督の独特の視点から描かれるストーリーは、観る者を深く引き込みます。また、女優陣の美しさと、妙な面白さもこの作品の大きな魅力となっています。