おしゃれがしたくて女装を始めたら、いつのまにか男の人に恋をしていた。すてきな女の子に一目惚れをしたら、彼女は彼で、私は女で…。登場人物たちが教える、彼らの曖昧でカラフルで、混沌としている性、限りがない生き辛さや葛藤にカメラが迫る。

「恋とボルバキア」は、8人のセクシャルマイノリティたちの恋愛模様や葛藤を描いた作品です。トランスジェンダー、レズビアン、女装者など、多様なセクシャルマイノリティたちの日常を追い、彼らの恋愛や人間関係、内面の葛藤をリアルに描き出しています。セルフドキュメンタリー映画『アヒルの子』の小野さやか監督が手掛けており、彼らの生きざまを深く掘り下げ、観る者に深い共感と理解を促します。