接吻 (キス) から始まる、死のタイムリープ。愛なんか求めようとするから人は不幸になる。「欲しいのは愛なんかじゃない、目に見えるモノ―カネと権力だ」愛が歪んだ“クズ”な主人公･堂島旺太郎。顔は良いが“カネの切れ目が縁の切れ目”で女を弄ぶナンバーワンホスト。過去のある事件をきっかけに、誰も愛さず、成り上がることだけを追う、孤高の男…。謎の“キス女”によって、何度も“死”と“時間”を繰り返す旺太郎。何故、俺は殺されるのか―? キス女の正体は―? “死のループ”の謎を追い、カネと権力を追い求め、ノンストップで物語が加速する“邪道ラブストーリー”が幕を開ける!

「トドメの接吻」は、死のタイムリープを繰り返す孤高の男、堂島旺太郎の物語。旺太郎はナンバーワンホストで、金と権力を追い求めるクズな男。ある日、謎の“キス女”にキスされると死に、時間が7日前に戻る現象に見舞われる。彼はこの現象を利用し、100億の資産を持つ美尊を落とそうとするが、その度にキス女にキスされ、時間が戻る。キス女の正体が宅配のアルバイト店員・佐藤宰子であることを突き止めた旺太郎は、タイムリープを利用して美尊を落とし、100億を手に入れようと「キスの契約」を持ちかける。