法廷遊戯
- 基本情報
- あらすじ
- 作品概要
制作年: 2023年 / 制作国: 日本
カテゴリ:映画 / ジャンル: サスペンス
【出演】
永瀬廉 杉咲花 北村匠海 戸塚純貴 黒沢あすか 倉野章子 やべけんじ 田本清嵐 柄本明 生瀬勝久 筒井道隆 大森南朋
…【スタッフ】
監督[深川栄洋] 原作[五十嵐律人]
真選組鬼の副長 土方十四郎の下に佐々木鉄之助という男が小姓としてやってきた。
この鉄之助は、幕臣の中でもエリートばかり輩出している名門佐々木家の出身だが、手のつけられない問題児で、各署をたらい回しにされ真選組へ送られてきたのだった。土方の過去を知り、その姿を目標に強くなることを決意し改心した鉄之助。
大事な手紙を届ける任務を土方から託され、全うしようと意気込むが、しかしその道中で過激攘夷集団 知恵空党チェケラとうに囚われてしまう。彼らの目的は、警察の縁者である鉄之助を人質に、真選組と見廻組を一気に潰すことだった。だが見廻組は人質に構うことなく知恵空党を潰し、さらに鉄之助を預かった真選組に責任を取らせ消し去ろうと画策する。
監督深川栄洋氏、原作は五十嵐律人氏のミステリー小説、ロースクールに通う児童養護施設出身の2人の過去が告発されて始まるダークストーリー。大人の加虐、大人への反逆、復讐と深まる疑惑をリアルな裁判の描写を通じて紐解いていく内容。1つの事件に至るまでの起きている根本的な悪がなんだったのか考えさせられる作品です。
※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/
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※2025年3月更新データ
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レビュー 10件
学生時代に行われていた裁判ゲームが大きな転機を迎える展開が印象的でした。清義、美鈴、馨という3人の人物がその後どう変わり、過去と向き合わせられるのかが緻密に描かれています。永瀬廉の演技が深みを増し、彼が抱える過去の秘密や悩みが徐々に明らかになる部分は胸を打ちました。司法や法律をテーマにしながらも、登場人物の人間ドラマに焦点を当てている点が特に面白かったです。
原作を読みましたが、原作ではロースクールの模擬法廷でも淡々と法律知識が繰り広げられ、久我清義の弁護士としての動きも頼りがいがあって現実味があるものでした。しかし映画では、極端なほど病みキャラの久我が意味わからないし、公判前整理手続きで検事相手にただ「やってません。無実です」を繰り替えす無能っぷりがひどい。模擬法廷が洞窟ってまるで金田一の世界観。裁判員参加者に無駄に盾突く大森南朋のハイテンションキャラもよくわからないし、ギャグのようにさえ感じました。リアリティのなさがひどい。裁判が進んでいくにつれて見ごたえが出てきましたが、まじめなサスペンス映画を期待していたので、裁判、法廷という物をもっと時間をかけて丁寧に描いてもらいたかったなと思います。

2024.1.22
たかしな/40代/男性
0
メインの登場人物たちの過去はとても暗いです。それでも杉咲花の怪演には賞賛の拍手を送りたい。謎解きがめちゃくちゃ面白かった。

2023.12.11
chako/30代/女性
0
事件の被害者と加害者、児童養護、子供と大人、社会的にもたくさん考えさせられる映画でした。
見る前の印象では、法定シーンが多めなのかと思っていましたがそんなことはなく、登場人物について掘り下げながら話が進んでいき、法定のシーンはそれほど多くありませんでした。
登場人物たちの過去の事件からの関わりや、そこに対しての心情が丁寧に描かれていると思います。個人的には杉咲花さんの演技に脱帽。最後の狂った様子はぞくっとしました。

2023.12.8
しん/20代/女性
0
King & Princeの永瀬廉が好きで観に行きましたが、北村匠海の存在感にこころを奪われました!
舞台挨拶のときに深川監督が「北村匠海は何日間かしか撮影日をとっていなかったのに、かなりキーマンになっている」と話していましたが、なるほどねと納得する演技でした。
杉咲花も、これまでは可愛らしさや爽やかさを感じる演技が多かったと思いますが、今回はかなり怪しさがありイメージが変わりました。とてもいいギャップだと思います。
あとは全体的に不気味な空気で、いわゆる若手俳優たちが揃っている映画ではかなりチャレンジングな映画だと感じました。
あとは同じ時期に先輩アイドルの亀梨和也も開演をしているようなので、永瀬廉ももっとドロドロとした腹黒さを表現しても良かったかなと思います。

2023.12.8
シネマエンスー/50代/女性
0
法廷ドラマの傑作であり、緊迫感あふれる法廷の舞台裏に視聴者を引き込みます。キャラクターたちの緻密な心理描写と、意外性に富んだプロットが見どころです。法的な謎解きと感情移入が絶妙に調和し、観る者を引き込む優れた作品。

2023.12.7
タケちゃん/60代/男性
0
永瀬廉と杉咲花の二人の罪に対する対処の仕方に教えられることがたくさんありました。冤罪と無罪についても学ぶこと多かったです。

2023.11.30
羊23/50代/男性
0
杉咲花さんの表情が変化していくところが、あまりにも圧巻で女優としての演技力の高さを感じます。
いつもの彼女が得意とするような演技とは、またひと味違う魅力も見せていて新境地となったと言ってもいいと思います。
永瀬廉さんや北村匠海さんも存在感のある演技を見せていて、現在の若手俳優シーンを担っている主演級俳優の競演も、みどころのひとつになっていると思います。
法律をテーマにしながら固くなりすぎずに明るい雰囲気で物語が進む中で、だんだんミステリアスな展開を見せるようになって惹きつけられます。
登場する建物などの見せ方やカメラワークも魅力的で、俳優たちの演技だけでなく美術や演出にも注目してほしいと感じさせる映画です。
ロースクールを舞台としたドラマもオンエアされたことがありますが、それとはまた違った描写の仕方をしていて、法律モノのファンの人やサスペンス映画のファンの人におすすめすることができます。

2023.11.28
浅鹿刀也/50代/男性
0
裁判をテーマにした映画だったので、かなり難しい内容だろうと覚悟して見に行きましたが、実際はわかりやすいストーリーで純粋に楽しめました。正義と言うものを貫くことがいかに大変で難しいことかというのをこの映画を見て感じさせられ、ちょっと切なくもなりました。

2023.11.28
azumin2/30代/女性
0
人によって好きなものも、求めているものも違うということを改めて考えさせられた作品でした。
多様性が求められている現代社会を表している作品で、ストーリーがとても奥深いものでした。特に心に残ったシーンが、東野絢香さん演じる八重子が佐藤寛太さん演じる諸橋に、感情を爆発させるシーンです。
八重子が涙を流しながら自分が男性恐怖症であることや、諸橋への思いを伝える姿に胸が熱くなりました。人として生きていく上で大切なものを気づかせてくれた素敵な作品でした。