哀れなるものたち
- 基本情報
- あらすじ
- 作品概要
制作年: 2024年 / 制作国: イギリス
カテゴリ:映画 / ジャンル: ドラマ
【出演】
ベラ[エマ・ストーン] ダンカン[マーク・ラファロ] ゴッドウィン[ウィレム・デフォー] マックス[ラミー・ユセフ] アルフィー[クリストファー・アボット] トワネット[スージー・ベンバ] ハリー[ジェロッド・カーマイケル] スワイニー[キャスリン・ハンター] プリム夫人[ヴィッキー・ペッパーダイン] フェリシティ[マーガレット・クアリー] マーサ[ハンナ・シグラ]
…【監督】
監督[ヨルゴス・ランティモス] 原作小説[アラスター・グレイ] 脚本[トニー・マクナマラ] 製作[エド・ギニー/アンドリュー・ロウ/ヨルゴス・ランティモス/エマ・ストーン] 撮影監督[ロビー・ライアン] プロダクション・デザイナー[ジェームズ・プライス/ショーナ・ヒース] 衣装デザイナー[ホリー・ワディントン] ヘア・メイクアップ&特殊メイクデザイナー[ナディア・ステイシー] 作曲家[ジャースキン・フェンドリックス] サウンド・デザイン[ジョニー・バーン] 編集[ヨルゴス・モヴロプサリディス] セット装飾[ジュジャ・ミハレク]
天才外科医によって蘇った若き女性ベラは、未知なる世界を知るため、大陸横断の冒険に出る。時代の偏見から解き放たれ、平等と解放を知ったベラは驚くべき成長を遂げる。
賛否両論巻き起こる狂気のSFラブコメ映画ファンタジー。監督ヨルゴス・ランティモス氏、原作アラスター・グレイ氏、臨月で自殺した妊婦だった女性ベラは、天才科学者によって彼女の胎児の脳を移植して生き返らされてしまう。見た目は大人、頭脳は胎児の役をエマ・ストーンが見事に演じきった作品。
※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/
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※2025年3月更新データ
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レビュー 18件

2025.4.2
チサタキ33/20代/男性
0
好きなんだけど、気軽に人にはすすめられないし、一緒に観るのは絶対にやめたほうがいいタイプの映画。エマ・ストーンの存在感や衣装、美術の豪華さは圧倒的だけど、それを軽く上回るくらい気持ち悪さが炸裂している。妙に生々しいシーンも多くて、普通にグロい。「この映画めっちゃ好き!」とはなかなか言いづらいんだけど、なぜかクセになる感じ。なんだろう、珍味みたいな中毒性がある。

2025.3.23
江分利満/50代/男性
0
フランケンシュタインをベースにして現代の怪物を描くとこうなる、という実験映画のようでもありました。美術にしろ衣装にしろ、もちろん俳優たちの演技も精魂込めて作り上げられているのは間違いなく、そこに割かれた膨大な時間と労力を思うと敬意は湧いてくるのですが、残念ながら非常につまらなかったです。アートという括りで誤魔化されているように思えてなりません。扱っているのはもっと根源的な人間の生と性にまつわる部分で、決して綺麗事だけではないものも含まれますが、アートの力によってその辺を綺麗事で包み込み、高尚に見せようとしているような、そんな世界観を提示してどうだとドヤ顔をしているような作り手のエゴが見えてしまってどうにも乗れませんでした。もっと当たり前の世界で当たり前の下衆の話を・・・と思ってしまったのはないものねだり過ぎるとは思うのですが。

2025.2.5
さくらさくら/40代/女性
0
今までの概念をぶち壊す新たな女性像の創造という興味深そうなテーマだったので鑑賞しました。確かに体当たりの演技だったのかもしれませんが、過激なことをすればいいというものでもないかなぁというのが個人的な感想です。映像としてはティム・バートン味もあって見応え抜群なのですが、新しい女性像かと言われるとうーん…。称賛の声をとてもよく聴くので、好みは分かれる映画かもしれません。

2025.1.28
mr.ブルー/30代/男性
0
どこか違和感のある不思議な世界観が描かれたが、モノクロやハイトーンなどの色使いが主人子のベラとリンクしていて美しかった。映像と音楽がずっと不気味だったのも魅力的。エマ・ストーンの演技も凄かった。

2024.12.2
Red33/50代/男性
0
エマ・ストーンが演じるベラの成長と発見を描いた異色の映画です。天才外科医によって蘇り未知の世界に足を踏み入れた彼女が、偏見や束縛から解放される過程が圧巻です。映像は美しく幻想的で、時にグロテスクでエロティックな要素を交えながらも、どこか夢幻的な雰囲気が漂います。ベラが自由を知り、自己を見つけていく過程に見入ってしまう…。ランティモス監督の独特な世界観が存分に味わえる一作!

2024.10.3
Cassidy/40代/女性
0
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
女性賛歌、女性が賢く強くなっていくストーリー。
「女性よ、冒険に出て社会を知り体験し、賢くなって勝ち抜いて行くんだ」
ロンドンでは赤ちゃん、リスボンでは前頭葉が発達し欲望を満たし感動を覚える10代。
船の上では社会性を身につけ、アレキサンドリアでは、世の中の不公平さ・残酷さを知る。
パリは社会の縮図。社会人としてお金、政治、世間を知る。売春の仕事はスピリチュアルな面もある。
戻ったロンドンでは、すっかり大人に。婚約者よりも大人のような話し方。真実、怒り、そして許し。
ヨルゴス・ランティモスは凄い。素晴らしい映画をありがとうと、ただただ感服。

2024.9.3
Nynzzy/40代/女性
0
衣裳、セット、美術が大変に素晴らしい! 毒っ気のあるストーリーを、より一層に輝かせている。何回見ても発見がありそうだな。

2024.4.8
カエデさん/40代/女性
0
胎児の脳を移植された女性の成長と自立、男性からの解放を描くという異色のファンタジー。とにかく性描写が多いな…という印象はぬぐえなかったものの、終始どこかが歪んだ美術セットや奇抜ながらもとがったセンスな衣装、こだわりの塊なカメラアングルなど、作り手のこれでもかという異世界の作り込みは圧倒されました。クセのある世界で統一されつくしているからこそ、万人向けとはいえないものの、虜になれば好きにならざるを得ない映画だと感じました。

2024.4.3
たくあん和尚/30代/男性
0
エマストーンがかなり難しい役どころを、体当たりの演技で見事に演じきっている。アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲るのも納得ができる。映像技術や美術も素晴らしく、世界観に引き込まれる作品。ストーリーは思想の持ち方によっては、好き嫌いを分かれると思う。

2024.3.25
カノン/40代/女性
0
ホラー映画フランケンシュタインの女性版だと思いきや、主人公の女性を通してみる、社会の偏見、女性の人生を考えらせられるストーリーでした。幻想的な映像美で展開する物語で上映時間約二時間は見応えがありますが、エロいシーンが多め。