オッペンハイマー

作品カテゴリ:映画

公開日:2024年3月29日

4.3



  • 基本情報
  • あらすじ
  • 作品概要

制作年: 2023年 / 制作国: アメリカ

ジャンル: ドラマ


【出演】
オッペンハイマー[キリアン・マーフィ] キティ・オッペンハイマー[エミリー・ブラント] レスリー・グローヴス[マット・デイモン] ルイス・ストローズ[ロバート・ダウニー・Jr.] ジーン・タトロック[フローレンス・ピュー] アーネスト・ローレンス[ジョシュ・ハートネット] ボリス・パッシュ[ケイシー・アフレック] デヴィッド・L・ヒル[ラミ・マレック] ニールス・ボーア[ケネス・ブラナー] イジドール・ラビ[デビッド・クラムホルツ] 
【スタッフ】
監督[クリストファー・ノーラン] 製作[エマ・トーマス/チャールズ・ローベン/クリストファー・ノーラン] 製作総指揮[J・デビッド・ワーゴ/ジェームズ・ウッズ/トーマス・ヘイスリップ] 原作[カイ・バード/マーティン・J・シャーウィン] 脚本[クリストファー・ノーラン] 撮影[ホイテ・バン・ホイテマ] 美術[ルース・デ・ヨンク] 衣装[エレン・マイロニック] 編集[ジェニファー・レイム] 音楽[ルドウィグ・ゴランソン]  

第二次世界大戦下、アメリカは原子爆弾の開発を急いでいた。理論物理学者J・ロバート・オッペンハイマーは、その極秘計画「マンハッタン計画」の責任者として白羽の矢を立てられる。

彼は優秀な科学者たちを集め、ニューメキシコ州ロスアラモスで研究開発を指揮。ついに人類史上初の原子爆弾を完成させる。

しかし、その破壊的な兵器がもたらした結果は、彼に「原爆の父」としての栄光と共に、生涯消えることのない深い苦悩と葛藤をもたらすことに...。

「オッペンハイマー」は、「原爆の父」と呼ばれた物理学者の栄光と没落を描いた伝記映画です。監督・脚本は「TENET」などで知られるクリストファー・ノーランが務めています。

カイ・バード、マーティン・シャーウィンのノンフィクションを原作としており、主演はキリアン・マーフィーが担当。アカデミー賞で作品賞を含む7部門を受賞した話題作です。

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※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/

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※2025年3月更新データ

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レビュー 29件

4.3

~5

41%

~4

45%

〜3

14%

〜2

0%

〜1

0%

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2025.4.24

チサタキ33/20代/男性

4.0

0


このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
観終わったあと、しばらく無言になるくらいには重かった!頭で理解できても、心が追いつかない感じ…。数十人の決断で何十万人の命が奪われる現実って、冷静に考えると震える。おばあちゃんが昔、空襲の傷を見せてくれたのを思い出した。細かい描写まで見てたら終わりがない映画だけど、それだけ丁寧に作られてるとも言える。

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2025.4.7

江分利満/50代/男性

3.5

0

ハラハラ モヤモヤ


色々と議論の余地がある映画。公開前に言われていたような、原爆の恐怖を描いていないとか、日本に対してどうなのか、ということについては、あくまでオッペンハイマー目線の映画なので、それほど気にはなりませんでした。原爆礼賛映画ということでもないですしね。それよりも気になったのは、科学者のいわば伝記映画としての側面が大きいにも関わらず、ノーラン監督お得意の時制いじりが炸裂しているため、ある程度オッペンハイマーとその交友関係なり、時代背景なりを知らないで観るとまずその辺の把握に気を取られてしまい、一体何がどうなってるのかという理解にまで至らない点です。エンタメとしてそういう物語構造は全然いいとは思いますが、扱っているテーマがセンシティブなものなので、それをエンタメとしてこねくり回すのは果たしてどうなんだろう・・・とは正直思いました。ストレートな時系列で余計なこと考えずに歴史を目撃できた方がはるかに良かったと個人的には思います。

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2025.3.14

カズノコ/40代/女性

5.0

0


ノーラン監督らしい、場面場面をとても丁寧に描写した濃厚な作品でした。正直、核についての専門家たちの話は難しすぎてほぼほぼついていけず。人の名前や役職なんかを覚えるのも大変。でもそんな感じで観ていても惹きつけられるものがあります。オッペンハイマーが広島への原爆投下の場面を想像?するシーンでは、炎や爆風で吹き飛ばされる人のイメージがチープで、そこはちょっとどうなのと思いましたが、全体を通して戦場の場面が描かれるわけではなく、あくまで原子爆弾がどのような需要をもって開発されたのか、どのような困難があったのかに重きが置かれているので、ヒューマンドラマとして観ることができます。それでも被爆国の日本国民としてはいろいろ思うところはありますが。オッペンハイマーをただの英雄としての側面で持ち上げてるだけの作品ではないですが、アメリカ人が撮れば当然なのか、やはり原子爆弾が悪だとは描き切れていないんですよね。苦悩するシーンはありましたが、その場面にはあまり時間が割かれていない気がしました。

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2024.11.26

mr.ブルー/30代/男性

5.0

0


原爆実験シーンなどの映像表現がリアルで衝撃的!戦争がテーマで派手なアクションシーンがなくても、退屈することがなかった。
原子爆弾を創造する過程は実現困難な事を皆で成し遂げようとするエネルギーで溢れており兵器を作っているという引け目を感じさせない場面であった。
あの時に戦争をやめる勇気が日本にあったなら、原爆は落とされなかったのに・・・。

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2024.11.25

なたら/20代/男性

5.0

0


凄い映画でした。
自分がどんなとんでもない兵器を作ってしまったかが分かるシーンはいまだに鮮明に覚えています。
アメリカでは賞賛の嵐。その間にも日本では何万人の人が命を落としているわけですから。
でも現場を知らない一科学者なんてものは好奇心でしかないのです。


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2024.10.16

LYCO/30代/女性

4.0

0


登場人物が多く、会話も多いので序盤は正直「??」が続いていたけれど、トリニティ実験が始まった辺りから一気に引き込まれた。
トリニティ実験での異様な閃光から爆発音がするまでの無音の時間、広島と長崎への原爆投下。原爆を使ったのはオッペンハイマーだが、彼にはどうすることもできないというところまで描かれていたのは良かった。
本作は原爆の話ではなくオッペンハイマーの伝記映画なので、原爆投下そのものの映像はないものの、それでもすごく胸が締め付けられる思いだった。広島に原爆投下後にアメリカ人が歓喜しているシーンは観るのをやめようかと思うほど。日本人なら誰もが憤りを感じるのでは。
多少の前提知識がないと全く分からないと思うので、事前に少し知識をつけてからの鑑賞がおすすめ。

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2024.10.11

Nynzzy/40代/女性

3.0

0


人物に焦点を当てたストーリーというのは理解しているつもり。研究・発見の喜びに素直な人で、周囲の機微を感じ取るのがやや苦手な人というキャラは受け止めたものの、見せ方がしっくりこない。あとは自分のイマジネーションで足してねと言われているように思えて。それがプラスの場合もあるが、今回はもう少し踏み込んで良かったのではないか。モヤモヤが残る。

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2024.10.7

ききみ/20代/男性

5.0

0


会話劇系のジャンルにおいて、個人的オールタイムベスト。3時間と長丁場ですが、日本人としてこの作品を見ないわけにはいかないかと。人を自分の命に代えてでも守る者も、一瞬で何百万人もの人を無に帰してしまう破壊兵器を作る者も、どちらも同じ「人間なのです」
しかもそれは、1人の人間の心の中に、天使と悪魔として両方存在する。人を多面的に見ることを学んだ一作です。

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2024.10.4

ふれいあ/50代/女性

5.0

0


ノーラン監督は、時系列のシャッフルする手法で観客を引き込んでいきます。前半は面白かったのですが、オッペンハイマーについてザックリした情報しか知らなかったので、後半は話についていくのに一苦労でした。なので、ネットで情報を仕入れもう一度見に行きました。わからなかった部分も補足されたので、ノーラン節を堪能できました。

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2024.6.13

ジェマ/30代/女性

5.0

0


このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
評価するのが非常に難しいですが、映画としては完成度が高く超一級でした。3時間という大長編だけど最後までしっかり目に焼き付けました。時系列がバラバラ、しかも専門用語だらけなので全体的に難解な作品でしたが、映像美と音響が素晴らしい!そして実力派キャストによる演技合戦が凄い!複雑な役柄を演じ切った主演のキリアン・マーフィはキャリア最高とも言える素晴らしい演技でした!多くの命を奪ってしまった核兵器を生み出し、アメリカ国内では英雄と称えられながらも苦悩や葛藤するオッペンハイマーの姿に複雑な気持ちになりました。そもそも最初から核兵器を作らなければ...と思ってしまいました。様々な感情が入り混じったオッペンハイマーのあの表情が何とも言えません。


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