オッペンハイマー


制作国アメリカ
作品カテゴリー映画
公開日2024年3月29日
作品ジャンル ドラマ
公式サイト https://www.oppenheimermovie.jp/
「オッペンハイマー」あらすじ

一人の天才科学者の創造物は、世界の在り方を変えてしまった。そしてその世界に、私たちは今も生きている。第二次世界大戦下、アメリカで立ち上げられた極秘プロジェクト「マンハッタン計画」。これに参加した J・ロバート・オッペンハイマーは優秀な科学者たちを率いて世界で初となる原子爆弾の開発に成功する。しかし原爆が実戦で投下されると、その惨状を聞いたオッペンハイマーは深く苦悩するようになる。冷戦、赤狩り―激動の時代の波に、オッペンハイマーはのまれてゆくのだった―。世界の運命を握ったオッペンハイマーの栄光と没落、その生涯とは。今を生きる私たちに、物語は問いかける。

「オッペンハイマー」キャスト

【出演】
オッペンハイマー(キリアン・マーフィ) キティ・オッペンハイマー(エミリー・ブラント) レスリー・グローヴス(マット・デイモン) ルイス・ストローズ(ロバート・ダウニー・Jr.) ジーン・タトロック(フローレンス・ピュー) アーネスト・ローレンス(ジョシュ・ハートネット) ボリス・パッシュ(ケイシー・アフレック) デヴィッド・L・ヒル(ラミ・マレック) ニールス・ボーア(ケネス・ブラナー) イジドール・ラビ(デビッド・クラムホルツ

「オッペンハイマー」概要

「オッペンハイマー」は、天才科学者の栄光と没落を描き、第96回アカデミー賞で最多7部門を受賞した作品。第二次世界大戦下、原爆開発に関わったオッペンハイマーの人生を実話に基づいて描いており、2023年7月の全米公開後には世界興収10億ドルに迫る大ヒットを記録。クリストファー・ノーラン監督にとって初の作品賞と監督賞を含む受賞作であり、伝記映画としては歴代1位の成績を達成した。

「オッペンハイマー」の感想・レビュー評価

レビュー19件

総評価 4.2

  • くすちゃんさん/20代/女性 5

    視聴済み

    アカデミー賞で各賞を受賞していたことから気になり、映画館へ行きました。3時間の超大作でしたが、これは映画館の大きなスクリーンと音響でこそ見るべき作品に感じました。見ているすべての人が息をのむ瞬間が分かる、こんな体験は映画館でしかできないと思いました。アカデミー賞を受賞したのも納得できます。

  • Mark Tさん/50代/男性 5

    視聴済み

    科学の発展、核兵器が平和と発展をもたらすと信じていた男が、逆に世界を滅亡させる危険があると考えを変えたオッペンハイマーの悲劇的な映画です。映画を見る前にオッペンハイマーのことを調べてから見たほうがよいと思います。第2次世界大戦、米ソの核兵器開発競争、当時のアメリカの共産主義への恐れは知っておいたほうがよいと思います。印象に残るシーンは原爆開発の中心であった彼が、実験成功後に日本へ使用のために太平洋に送られる原爆を見送るシーンです。この後、彼は原爆をコントロールできなくなり、その後の原爆投下、さらなる核兵器の開発に不信感を抱いたのでは?と感じました。日本的な視点から言えば、彼が1960年に日本を訪問した際、原爆投下の使用に悩む姿などを入れてもよかったと思います。岸田総理がアメリカ議会で核兵器の廃絶を訴えたとき、大きな拍手が起きました。オッペンハイマーも喜んでいるのかな?と感じました。

  • 午後ティーさん/30代/男性 4

    視聴済み

    言いたいことはたくさんあるのですが、時代背景など知りたくパンフレット買ったり、映画の中の事件を調べたりと、この作品を通じて考えることがたくさんあったので、それは作品を楽しんだということだと思う。そして私達日本人は原爆の話という「モノ」について考えて見てしまいますが、今作はタイトルの通りオッペンハイマーの話という「ヒト」についての映画です。このアプローチが違うからいろいろ言いたいことあるんだろうなと思いました。だからいろいろ原爆については言いたいことはありますが、良い悪いとかではなく、これがアメリカの原爆についての考えなんだということがすごい伝わりました。だから被爆国として日本もオッペンハイマーに対する映画をつくらないといけないと思いました。

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