エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命

作品カテゴリ:映画

公開日:2024年4月26日

レビュー数:1件

3.0



  • 基本情報
  • あらすじ
  • 作品概要

制作年: 2024年 / 制作国: イタリア

ジャンル: ホラー・パニック


【出演】
レオナルド・マルチーズ パオロ・ピエロボン ファウスト・ルッソ・アレシ バルバラ・ロンキ 
【スタッフ】
監督/脚本[マルコ・ベロッキオ] 脚本[スザンナ・ニッキャレッリ] 製作[ベッペ・カスケット/パロオ・デル・ブロッコ] シモーネ・ガットーニ  

1858年、イタリアのボローニャ。ユダヤ人街に暮らすモルターラ家に教皇の兵士たちが押し入り、7歳の息子エドガルドを連れ去る。彼が何者かによって洗礼を受けたとされていたためだった。

両親は息子を取り戻すためあらゆる手を尽くし、その闘いは世論と国際的なユダヤ人社会の支持を得て政治問題へと発展していく。

しかし、教会とローマ教皇は揺らぐ権力を強化するため、エドガルドの返還に決して応じようとはしなかった。

「エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命」は19世紀のイタリアを舞台に、宗教の支配によって翻弄された少年にスポットライトをあてた映画です。

史実をもとに制作されました。宗教による支配や洗脳の恐ろしさをまざまざと見せつけられます。

今では考えられないような出来事が次々に起こります。こういった歴史を繰り返してはいけないという教訓を学べる作品です。

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※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/

公式動画

レビュー 1件

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2025.2.17

Red33/50代/男性

3.0

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このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
シチリアーノしか観ていないので、ベロッキオ作品をもっと知りたくなった。裁判劇へと展開していく流れや幻視のような演出が独特で、過去作と比較したくなる。誘拐ものとして『ゲティ家の身代金』を、カトリックの暗部という点では『スポットライト 世紀のスクープ』を思い出した。宗教が人を救うものであるなら良いが、ここでは誰も救われない。善悪を単純に描かず、教皇の悪夢や兄の反応などが印象的。母が言いくるめられ、馬車を降りようとする場面が特に忘れられない。



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