あんのこと

作品カテゴリ:映画

公開日:2024年6月7日

3.9



  • 基本情報
  • あらすじ
  • 作品概要

制作年: 2024年 / 制作国: 日本

ジャンル: ドラマ


【出演】
香川杏[ 河合優実] 多々羅保[ 佐藤二朗] 桐野達樹[稲垣吾郎] 香川春海[河井青葉] 香川恵美子[広岡由里子] 三隅紗良[早見あかり] 
【スタッフ】
監督・脚本[ 入江悠] 撮影[ 浦田秀穂] 照明[ 常谷良男] 録音[ 藤丸和徳] 美術[ 塩川節子] 

21歳の主人公・杏は、幼い頃から母親に暴力を振るわれ、十代半ばから売春を強いられて、過酷な人生を送ってきた。ある日、覚醒剤使用容疑で取り調べを受けた彼女は、多々羅という変わった刑事と出会う。大人を信用したことのない杏だが、なんの見返りも求めず就職を支援し、ありのままを受け入れてくれる多々羅に、次第に心を開いていく。週刊誌記者の桐野は、「多々羅が薬物更生者の自助グループを私物化し、参加者の女性に関係を強いている」というリークを得て、慎重に取材を進めていた。ちょうどその頃、新型コロナウイルスが出現。杏がやっと手にした居場所や人とのつながりは、あっという間に失われてしまう。行く手を閉ざされ、孤立して苦しむ杏。そんなある朝、身を寄せていたシェルターの隣人から思いがけない頼みごとをされる。

「SR サイタマノラッパー」を手掛けた入江悠が監督と脚本を務めた映画「あんのこと」。コロナ禍で旅立ってしまった大切な人へ向けて描いた作品です。主人公・香川杏を河合優実、多々羅保を佐藤二朗が演じ、2人を取材するジャーナリストを稲垣吾郎が演じます。さらに制作陣には、第75回カンヌ国際映画祭で「カメラドール特別表彰」を受賞した話題作「PLAN 75」のスタッフたちが集結しました。

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※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/

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※2025年3月更新データ

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レビュー 12件

3.9

~5

8%

~4

75%

〜3

17%

〜2

0%

〜1

0%

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2025.3.15

カズノコ/40代/女性

4.0

0


今の自分が置かれている環境とはかなり異なる環境の話ですが、だからと言って、知らない、見ない、で素通りしてはいけないと感じました。きっとあんなような人は日本中にたくさんいるのです。重く、苦しい作品でしたが、観てよかったと思います。いつものコミカルさのない佐藤二朗さんの熱演も胸にきました。

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2025.2.10

Micho/30代/女性

4.0

0


こんなことあったら悲しくて虚しくて耐えられない。でも人ごとじゃなくてこういうことはきっと起きてる世界なんだろうなって思う。人を見極める力とか、自分がどこに属するかってすごく大切。

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2024.11.12

みんさー/30代/女性

4.0

0


救いようのない作品。生きていく希望さえも見つけられないような日々で、真っ当になろうと必死に色んなことを乗り越えてきたのに…人は何かに頼らないと生きてはいけないけれど、それがシャブなのはあまりにも悲痛です。

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2024.10.18

ゆっけママ/60代/女性

4.0

0


残された人はどうして、何かできなかったのかと後悔ばかりする
こんなことが本当に起こっていて
誰かとなんとかつながっていればとやるせない気持ちになった
身近な人を自死で亡くした人には
これしか選べなかった彼女をただ気の毒だった、と
同情するしかできない
こんな人本当にたくさんいるのに救える方法は
自身が行動することだけ、それが悲しい

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2024.10.2

Nynzzy/40代/女性

3.0

0


良い人そうに見えても、別の顔もある。刑事も記者も、母親も……そんな周囲の中、「生きよう」と前に進み出した主人公の姿に、何度も胸を締め付けられる。静かながらも熱を持って選択したのに、そうなってしまったかという結末。しばらく沈黙してしまう。

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2024.8.22

村雨/60代/男性

4.0

0


このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
私も主人公のあんと同じ時代に生きたひとりとして、何とかしてあげたいと祈るような気持ちで観ていました。日記ノートを買う時のあの笑顔、ようやく歩き出したのに悔しくて仕方ありません。

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2024.8.19

じゃらむ/50代/女性

5.0

0


話題作の出演が続いている川合優実さんが、今の日本の何処かにきっといそうな、どん底を煮詰めたような暮らしを強いられた少女「杏(あん)」を演じています。どうしようもない親、ドラッグ、ヤングケアラー、そしてコロナ。エンタメというにはあまりにも重すぎる物語ですが、映画を観られる環境にいる誰かに、そのとても「重たい何か」を突き付けて「あん」が去っていくような、そんな物語です。誰もがその暮らしを守るのにせいいっぱいの現代ですが。そこから、少し顔を上げて、周囲を見回してみることの大切さを、川合優実さんがおしえてくれているような気がします。

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2024.8.2

もちあ/20代/女性

4.0

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生々しくてドキドキしながら見たけど、実話だと言うのがゾッとしたし、演者の演技が上手すぎて胸が痛くなりました。

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2024.7.26

あじさい坂/50代/男性

4.0

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現実の出来事を題材としたシリアスなヒューマン映画で、全体的に重く、後味も決してよくはありませんが、ドラマ「不適切にもほどがある」で注目を集めた河合優実さんの繊細な演技が光っています。

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2024.7.10

ピカリン/40代/女性

3.0

0


このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
この映画は、実話にもとづいて作られた作品らしく、2020年の6月の新聞の三面記事で小さく書かれていた記事を見て出来上がった映画との事、コロナ禍の世の中の重苦しい情景が主人公の心の中に似ている感じでした。こんな不幸な女の子を多数知っているので、とてもリアルな感じがしました。


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