まる
まる

「まる」の基本情報
制作国日本
作品カテゴリー映画
公開日2024年10月18日
作品ジャンル サスペンス・ミステリー
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「まる」あらすじ

美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた〇(まる)を発端に、日常が〇に浸食され始める―

「まる」キャスト・スタッフ

【出演】
堂本剛 綾野剛 吉岡里穂 森崎ウィン 小林聡美  
【スタッフ】
監督/脚本[荻上直子] 制作プロダクション[アスミック・エース/ジョーカーフィルムズ] 製作/配給[アスミック・エース]  

「まる」概要

「まる」は監督と脚本を萩上直子が務めたオリジナル映画作品。堂本剛が演じる美大出身の主人公が偶然見かけた蟻の動きを真似して描いた丸が、正体不明のアーティストの作品として一躍有名になり、そこから不思議な日常に巻き込まれていく様子が描かれていきます。出来上がった作品に作者が引っ張られていく姿は、予想できない展開の連続で楽しめます。

公式予告動画

「まる」の感想・レビュー評価

レビュー8件

総評価 3.6

  • Red33さん/50代/男性 4

    視聴済み

    日常の一瞬から不気味な変化が始まるというアイデアが斬新で、観ているうちにどんどん不安な気持ちが膨らみます。沢田役の堂本剛は、感情の変化を巧みに表現しており、登場人物の心の闇がじわじわと浮かび上がってきました。〇(まる)がキーとなるシンボルになっており、それがどう作用していくのかが非常に興味深かったです。美術や映像が不安定さを増す演出に使われ、物語が進むにつれてどんどん不可解さが増していく感じが、観る者を引き込んでいきます。

  • さちおうさん/20代/女性 4

    視聴済み

    堂本剛の淡々とした演技に何故か引き込まれたし、誰にでも起こりうる事なのでは無いかと考えさせられました。

  • after6さん/40代/女性 4

    視聴済み

    堂本剛が27年ぶりの主演映画、ということで見に行った。とは言え、ドラマではちょくちょく芝居しているので久しぶり感はない。

    だが、コメディや漫画原作ではなく、堂本剛のあてがきのようなストーリーのため、ファンは嬉しさ一入だと思う。

    自分は荻上直子監督と小林聡美が好きで見に行ったが「かもめ食堂」のような「自然のままで、ありのままで、美味しいご飯をいただきましょう」みたいなものを期待して見に行った人は、面を食らうかもしれない。

    ただ、監督作品の初期の頃からにじみ出ている、どこか不思議な、浮世離れしているところは残っているので安心してほしい。

    ストーリーとしては、もう一つ、何か起こって欲しかった気もするが、堂本剛のじっくりとした芝居、小林聡美や柄本明、片桐はいり(性別不明な役)の使い方など、一見の価値あり。

    綾野剛の役は、監督自身だと舞台挨拶で監督が言っていたので、それを意識して見ると、面白いかも。

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