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映画監督である龍蔵と麻悠は、働けど働けど常にお金がない貧乏監督コンビだ。その理由は売れない自主映画を定期的に作り続けているから。生活費も底を付いたある日、二人は映画作りには避けて通れない「お金」について考え始める。 そんな夜、旅人が突然来訪し二人に問いかける。-お金って何ですか?- 二人はそれに答えることが出来ない。 それから家ではおかしな出来事が起こり始める。突然黄金虫に変身してしまう龍蔵、置いた覚えのない種籾や蜂の巣、鉱石ラジオから傍受した異次元ラジオ、定食屋さんで見る謎のCM… その過程で二人は「地域通貨」という存在に出会い、その実践者に話を伺う。話を聞くうちに、普段何気なく使っている法定通貨の外側に、とてもロマンチックな経済圏があることを知るのだった。どこまでが二人の妄想で、どこからが現実なのか?果たして二人は映画を完成させることが出来るのか?
【出演】
湯山大一郎 傍嶋飛龍 江頭一晃 新井和宏 武井浩三 TAKE 林憲子 髙義彦 小松貴(声) 竹下しんいち 土屋ひな 矢鱈鯉寧 西村ひなた みなみりょうへい 諸江翔大朗 タケダナヲ 梅岡浩 箱崎恵子 山ぐるみ 小吹修三 髙哲郎 荒木秀行(声)
【スタッフ】
脚本/監督/出演/編集(佐伯龍蔵/緑茶麻悠) 撮影(加藤アラタ/栗原徹/西岡空良/高木陽春) 撮影協力(赤井成彰/大西正彦/中島勇、渡辺雅海) 劇中CM制作(下島匠) 特殊映像(長良将史) カラリスト(Juan Pablo Mayol録音) 効果録音(東岳志) 整音(佐片健) 劇中ラジオ音源(Kajiwara Bing Toshio) ロゴデザイン(楯まさみ) グラフィックデザイン(髙義彦) タイトル考案(柴田剛) 協力(吉田雅紀/廃材エコヴィレッジゆるゆる/非営利株式会社eumo/喫茶 華林唐/シサム工房/京都デザイン&テクノロジー専門学校)
「ロマンチック金銭感覚」は、独自の金銭感覚を持つ人々を取材した異色のドキュメンタリー作品で、俳優の緑茶麻悠と映画作家の佐伯龍蔵が共同監督を務めています。未曾有の金融危機や円安による物価高騰といった現実的な課題を背景に、普段の生活でのお金の本質に迫ります。貧乏暮らしを送る二人の監督が、お金に関する妄想と現実の境界を模索する様子が描かれ、観る者に笑いや感動を与えます。全人類に寄り添う優しさとユーモアにあふれた本作は、フィクションとドキュメンタリーが融合した新たな映像体験を届けます。
「ロマンチック金銭感覚」の感想・レビュー評価
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