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制作国 | 日本 |
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作品カテゴリー | 映画 |
公開日 | 2024年10月18日 |
作品ジャンル | サスペンス・ミステリー |
公式サイト | 公式サイトへ移動する |
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「徒花 ADABANA」あらすじ
手術を前にした新次には、臨床心理士のまほろ(水原希子)が心理状態を常にケアしていた。しかし毎日眠れず、食欲も湧かず、不安に苛まれている新次。まほろから「普段、ためこんでいたことを話すと、手術に良い結果をもたらす」と言われ、過去の記憶を辿る。そこで新次は、海辺で知り合った謎の「海の女」(三浦透子)の記憶や、幼い頃の母親(斉藤由貴)からの「強くなりなさい、そうすれば守られるから」と言われた記憶を呼び起こすのだった。記憶がよみがえったことで、さらに不安がぬぐえなくなった新次は、まほろに「それ」という存在に会わせてほしいと懇願する。「それ」とは、病気の人間に提供される、全く同じ見た目の“もう一人の自分(それ)”であった……。「それ」を持つのは、一部の恵まれた上層階級の人間だけ。選ばれない人間たちには、「それ」を持つことすら許されなかった。新次は、「それ」と対面し、自分とまったく同じ姿をしながらも、今の自分とは異なる内面を持ち、また純粋で知的な「それ」に関心を持ちのめりこんでいく……。
「徒花 ADABANA」キャスト・スタッフ
【出演】
井浦新 水原希子 三浦透子 甲田益也子 板谷由夏 原日出子 斉藤由貴 永瀬正敏
【スタッフ】
脚本/監督[甲斐さやか] プロデューサー[布川均/宮田公夫/ビックァン・トラン/赤澤賢司/上野弘之] キャスティングディレクター[杉山麻衣] 撮影[高木風太] 照明[後関健太] 録音/音響効果[小川武] 美術[河島康] 編集[山崎梓/ロラン・セネシャル] VFX[菅原悦史] 助監督[近藤有希] 制作担当[久保田辰也] ラインプロデューサー[古賀奏一郎] 音楽[長屋和哉] 音楽プロデューサー[akiko] クリエイティブディレクター[佐倉泰彦] タイトルロゴ/宣伝美術[日高英輝] 制作プロダクション[ROBOT DISSIDENZ] 配給/宣伝[NAKACHIKA PICTURES]
「徒花 ADABANA」概要
「徒花 ADABANA」は、甲斐さやか監督が20年以上かけて構想した日仏合作映画で、井浦新と水原希子が共演します。主人公・新次は死が近づく中、臨床心理士まほろと共に物語を紡ぎます。新次を演じる井浦は、未知の表現に挑戦し、まほろ役は水原希子が演じています。共演には三浦透子、斉藤由貴、永瀬正敏が顔を揃え、個性的なキャラクターが物語を彩ります。編集はアカデミー賞ノミネートのロラン・セネシャルと山崎梓が担当し、作品に深みを与えています。「徒花」とは「無駄な花」を意味し、そこに込められた美学と生命の価値を問いかける作品です。
公式予告動画
「徒花 ADABANA」の感想・レビュー評価
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2024.12.25視聴済み
手術を控えた新次の心理的葛藤を描いたこのサスペンスは、臨床心理士のまほろとの関係が深く掘り下げられています。水原希子の演技が非常にリアルで、彼女の存在が新次の不安を和らげる一方で、物語はさらに複雑に展開します。「それ」という存在が象徴する社会的な格差やアイデンティティの問題が浮き彫りになり、観客に深いメッセージを伝えます。記憶の再生が新次に与える影響が巧みに描かれており、心に残る作品でした。
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