悪魔のいけにえ

旅行中の若者たちがテキサスの片田舎でふと立ち寄った一軒屋で出会った殺人鬼一家。実際に起きた事件を基に、これが商業デビューとなったフーパーが、アングラ的な中にエキサイティングな演出を見せて観る者を圧倒させる。レザーフェイスと呼ばれる、人の顔の皮を被り電動ノコギリをふりかざす大男の存在感と、狂気に溢れたショッキングな幕切れに、以降のホラーに多大な影響を与えた。

「悪魔のいけにえ」は、テキサスの田舎で若者たちが殺人鬼一家と遭遇する物語。旅行中の5人の若者が、墓荒らしや異常な殺人事件が多発するテキサス州を訪れ、一軒屋でレザーフェイスと呼ばれる人面皮を被った怪人に遭遇する。彼らは次々と惨殺され、唯一生き残ったサリーは必死に逃げ惑い、一家の異常な食卓に連れて行かれる。しかし、一瞬の隙を突いて脱出し、かろうじて生き延びる。この作品は、その狂気に溢れたショッキングな幕切れが、以降のホラーに多大な影響を与えた。