三遊亭歌武蔵「鹿政談」～第53回　歌武蔵・扇好二人会　2018年

奈良、春日大社の神の使いとされる鹿は、たとえ過失でもこれを殺した者は、男なら死罪で女子供なら石による生き埋め。まだ夜が明けないうちに起き出した豆腐屋の六兵衛は、家の外で大事な商売物を食べていた春日の神鹿を泥棒犬と見間違えて死なせてしまい…。

「三遊亭歌武蔵「鹿政談」～第53回　歌武蔵・扇好二人会　2018年」は、元関取の三遊亭歌武蔵が「第53回歌武蔵・扇好二人会」で披露した高座です。彼の斬新で珍しい演出の古典落語は、その話術のセンスで観客を引き込みます。師匠・圓歌の明るさをそのまま引き継いだ歌武蔵のお茶目な愛らしい落語は、観る者を楽しませ、人気を集めています。この作品を通じて、彼の魅力的な落語を堪能することができます。