12日の殺人

映画「12日の殺人」は「悪なき殺人」の鬼才ドミニク・モル監督の最新作で、実際にフランスで起きた未解決事件を元にしたフィクション映画です。

未解決事件を通して、捜査官達の日常が細かく描写されており、単なるミステリーではなく人間ドラマとしても成立しています。

セザール賞最多6冠他、数々の映画賞を受賞した、最高峰のミステリー映画です。

あらすじ

フランスの地方都市。ある12日の夜、女子大学生クララが何者かに焼き殺されるという残忍な事件が発生した。

捜査の指揮を執るのは、警察署に新たに着任した若き刑事ヨアン。彼はベテラン刑事マルソーらと共に捜査を進めるが、被害者の複雑な人間関係から容疑者は多数浮上するものの、決定的な証拠は掴めない。

捜査は行き詰まり、事件は未解決のまま、ヨアンの心に深い傷として残り続ける。迷宮入り事件を通して刑事たちの葛藤を描く。

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