奇跡の子 夢野に舞う

映画「奇跡の子 夢野に舞う」は、HTB北海道テレビ放送開局55周年記念となる、開局以来初のドキュメンタリー映画です。

札幌近郊の長沼町を舞台に、明治期の乱獲などで姿を消してしまったタンチョウを再び町に呼び戻そうと奮闘する14人の農民たちの姿を伝えます。

長沼町の美しい田園風景と自然の営み、タンチョウがヒナを誕生させる奇跡の実話を記録。俳優・上白石萌音がナレーターを務めます。

あらすじ

鳥による深刻な農作物被害に頭を悩ませていた北海道・長沼町の農家14人が、思いもよらぬ挑戦に乗り出した。それは絶滅危惧種のタンチョウを自らの土地に呼び寄せ、共に生きる道を探るというものだった。

専門家も困難視する中、彼らは遊水地に湿地環境を再生し、餌場となる場所を一から整備していく。その過程で、渡り鳥の大量飛来や外来種、心ない見物人など、お数々の問題に直面する。

それでも粘り強く活動を続けた結果、ついにタンチョウが彼らの地に舞い降る。そして、ヒナが誕生する奇跡が起きたのだった。

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