2シーズンにわたって放送されたドラマ「正直不動産」がついに映画化されます。
シリーズを通して主人公・永瀬財地(山下智久)の相棒・月下咲良を演じている福原遥さんにインタビューしました。
映画となりスケールアップしたハートフルコメディの魅力を、たくさん語っていただきました。
映画『正直不動産』は5月15日に公開されます。
映画『正直不動産』作品紹介
登坂不動産の営業マン・永瀬財地(山下智久)は、かつて地鎮祭の準備中にある祠を壊した祟りにより、嘘をつこうとすると強烈な風が吹き、本音しか言えなくなってしまった男。
嘘がつけないせいで契約を破談にしながらも、カスタマーファーストがモットーの後輩・月下咲良(福原遥)や仲間たちの助けを借りて、何とか正直な営業スタイルを模索し続けている。
高級車に乗りタワマンに再び住むという野望を抱きつつ、課長昇進をかけて同僚たちと競争する一方、永瀬と月下は、嘘と陰謀が渦巻く巨大な不動産問題に直面する—。
顧客が巻き込まれた海外の不動産投資詐欺、かつて嘘もいとわず営業成績を勝ち取っていたライアー永瀬時代に仲介した物件をめぐる家賃滞納や近隣トラブル。
元同僚の不動産ブローカー桐山貴久(市原隼人)が、故郷であるけやきの市で東京ドーム4個分に相当する6万坪の土地を舞台に進める、謎の大規模開発計画。
そして、「不動産売買は殺し合いだ」と豪語するライバル会社、ミネルヴァ不動産が仕掛ける、悪質かつ巧妙な史上最悪の地上げ。
嘘がつけない男・永瀬財地は、己の「正直」を武器に、月下と共に、不動産を巡る様々な思惑や人間模様などかつてない難題に「正直」に向き合い、人々の笑顔と街の未来を守るために立ち向かっていく—。
映画『正直不動産』公式サイトより引用
5月15日公開
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『正直不動産』がスクリーンへ。演じ続けてきた役の魅力を語る

ー福原さんは「正直不動産」シリーズを通して、山下智久さん演じる主人公・永瀬財地の相棒・月下咲良を演じられています。今回の映画化で、改めて感じた役の魅力について教えてください。
福原遥さん(以下、福原):月下の魅力は、自分のことよりも人のことを大切にできるところだと思います。
その人のためを思って、ただひたすらに頑張れるたくましい部分がありますし、その場にいるだけでみんなが笑顔になって元気をもらえるようなパワーを持っている女性です。
最初のドラマの時から、そこが一番の魅力だと感じていたので、今回の映画でもそれは変わらずに意識して演じました。
ー「正直不動産」が映画になるというお話やオファーを受けて、どんな思いでしたか。
福原:最初にドラマの「正直不動産」に出演させていただいて、そのあと続編ドラマとして「正直不動産2」が決まった時も驚きましたが、そこからスペシャルドラマもやって、まさかこうして映画までできるとは思っていなかったので、たくさんの方にこの作品を愛してもらえたことが、本当に嬉しかったです。
みなさんのおかげでこうして映画ができたので、本当に感謝しています。
ー最初のドラマの時と比べて、今回の映画では月下の成長がすごく感じられますが、そこについて福原さんご自身と重なる部分はあったのでしょうか。
福原:月下と一緒に成長しているような、リンクしている部分はあったと思います。
最初のドラマ「正直不動産」が4年前に放送されて、そのあと「正直不動産2」、スペシャルドラマと続いているので、毎年この作品を撮っているような感覚なんです(笑)。
台本を読んで「月下がこんなに成長してる!」って思いましたし、月下に負けじと自分も成長しなきゃという思いに、背中を押されていたような気がします。
ー「正直不動産」という作品で長くお芝居されていますが、この作品の面白さや魅力について教えていただきたいです。
福原:まず原作が本当に面白いですし、笑いあり涙ありで、しかも勉強にもなるから、こんなにすごい作品はなかなかないと思います。見終わった後は、心がほっこりして温かさを感じられるところも魅力です。
“人と人との愛”みたいな、そういうものをストレートに感じられる作品だと思います。
ー確かに不動産に関する知識も勉強になりますよね。この作品で得た知識が役に立った場面はありましたか。
福原:知識が増えた分、「こういうところに気をつけた方がいいんだよな」とかが分かるようになりました。
人生の中でも自分の住む場所はすごく重要なことなので、たくさん勉強させていただいているような気がします。
監督こだわりの「歌」と「風」。映画ならではの見どころ

ーシリーズが続き共演者との仲も深まっているかと思いますが、撮影現場の雰囲気はどうですか。
福原:最初のドラマの時は分からないことも多かったり、長いセリフで緊張してしまったりして、アドリブを入れる余裕はなかったんですけど、それが段々とアドリブを入れられるようになりました。
改めて思うと、最初のドラマの撮影の時とは現場の雰囲気は少し違っていて、共演者やスタッフのみなさんとの絆や信頼関係の深まりを感じます。
ー共演者の方とはどんなお話をされるのでしょうか。
福原:他愛もなさすぎて何を話したかはあまり覚えていないんです。この前、同じことを聞かれた際も「何話してたっけ~」みたいな感じでした(笑)。
でも「今日なに食べる?」「これおいしいよ」とかそんな話をしましたし、「アドリブこう入れてみよう」とか「こういう感じで言うのはどう?」みたいな、お芝居のお話も気軽にできる現場でした。
共演者のみなさんでお話している時は、長谷川忍さんが全部ツッコんでくれて、もうツッコミで忙しそうなくらいでした(笑)。
ー和気あいあいとした自由な雰囲気だったのですね。
福原:作中の登坂不動産自体が、わちゃわちゃしていて楽しい雰囲気の会社なので、それも相まってみんなとの絆もギュッと深まっていったのかなと思います。
反対に、私たちキャストの仲の良いチームワークがあの登坂不動産の楽しげな雰囲気に繋がっているのかなとも思いますし、とても楽しい映画の撮影現場でした。
山下智久さんもこの前おっしゃっていたのですが、いい意味で仕事感がないと言いますか、それぞれ自分の居場所がある、家族のような温かさがある現場です。
だから「正直不動産」の撮影のたびに、家族に会えるような安心できる場所に帰れる感覚がありました。そんな現場はあまりないですし、スタッフさんやキャストの方々に恵まれた現場で、ありがたかったです。
ー今までのお馴染みメンバーに加え、今作では月下の幼馴染も登場します。その役を演じられた岩﨑大昇さん(KEY TO LIT)とはお話をされましたか。
福原:一緒に撮影する場面がそこまで多くはなかったので、あまりお話はできなかったんですけど、すごくたくさんギターを練習されていました。
曲が出来上がってから撮影するまでの練習期間がすごく短かったようで、毎日練習されていて、すごく素敵な歌を歌われています。
お芝居のお話はあまりできませんでしたが、幼馴染の役柄同士、一緒に頑張りましょうという仲間意識はありました。実は私も歌うシーンがあったので(笑)。
ー歌うシーンとなると、やはり普段のお芝居とは違いましたか。
福原:そうですね。歌のシーンは印象的でした。
映画の大きなスクリーンで自分の歌が、しかもアカペラで流れると思うとドキドキします(笑)。
川村泰祐監督が「ここはもう絶対アカペラで」みたいな感じだったので、撮影中も緊張感がありました。
映画を見てくださったみなさんに、どう受け取ってもらえるかなという気持ちです。
ー川村監督はドラマの時からずっと監督をされていますが、今回は映画ということでこだわって作られた部分もあるかと思います。映画ならではの演出はありましたか。
福原:「正直不動産」という作品のイメージは“お茶の間”と言いますか、テレビの前に家族で集まって見るドラマみたいな印象だったので、「映画はどうなるんだろう」というのが最初の心境でした。
でも、映画の大きなスクリーンで完成映像を見てみると、嘘をつこうとする時に吹く風がパワーアップしていました(笑)。
そこは川村監督がこだわって表現されていたところですし、映画ならではのスケールが感じられると思います。
あとは、海外ロケに行かれている方もいらっしゃって、そういう部分は今までのドラマとは違う雰囲気になっています。
ー映画版ということで、キャストもより一層豪華ですよね。
福原:今まで以上に豪華になっていますし、キャラクターも増えているから盛りだくさんです!
ストーリーもドラマとはまた一味違っていて、色々なストーリーが同時に進んでいくから、「これどうなるんだろう」と物語の展開にワクワクしながら見ていただけると思います。
私もワクワク感を味わえましたし、本当にあっという間で満足感がある映画です。
第一線で活躍を続ける俳優・福原遥「このお仕事は笑顔を届けられる」

ー色々な作品に出演されていますが、お忙しい中でのリフレッシュ方法は何ですか。
福原:私はアウトドア派なので、自然豊かなところに遊びに行ったり、おいしいご飯を食べたりしてリフレッシュをしています。
心を落ち着かせるのは、自分自身と向き合う時間にもなるのですごく大事です。思ったことを紙に書き出してみたりなどをして、自分で自分の思いを整理しようというのは心がけています。
ー最近ハマっていることや、最近買ったものなどがありましたら教えてください。
福原:実は私、スイッチ2を買ったんですけど、それが楽しすぎて(笑)。みんなでも楽しめるから、買ってよかったなと思います。
ー今後挑戦したいことはありますか。
福原:今後はもっと色々な役柄に挑戦したいです。
人の心を動かして感動をお届けできるようなお芝居をもっと上手くできるようになりたいと思っているので、自分自身と向き合ったり色々なものを吸収したり、自分の中にインプットしていくことを大切にしていきたいです。
ープライベートでやってみたいことはありますか。
福原:英語ができるようになりたいってずっと言っているんですけど、まだ全然できていなくて…。それでもいつか英語を話せるように頑張りたいなって思います。
ー幼い頃からこのお仕事を続けられていますが、その原動力はなにかありますか。
福原:このお仕事は人の心を動かせたり、背中を押せたりとか、笑顔を届けられる仕事だと思っているので、実際に作品を見てくださっている方から感想をいただいた瞬間に、「やっててよかったな」と思います。
あとは私を支えてくれる周りの人や家族や友達のおかげでここまで続けてこれたので、本当に感謝しています。
ー映画の公開に向けて、メッセージをお願いします。
福原:今回映画版が作られたのは、本当にファンのみなさんのおかげなので「ありがとう」と伝えたいです。
ファンのみなさんはもちろん、前のドラマ版を見ていない方でも楽しめる内容になっているので、ぜひ世代問わず見に行っていただけたらうれしいです。
泣いて笑って、不動産についても楽しく学んでいただきたいですし、人と人がぶつかり合いながらも、手を取り合って歩んでいく姿やその人間模様を見て、ほっこり温かい気持ちになってもらえたらいいなと思います。
1998年生まれ、埼玉県出身。
2009年~13年にNHKで放送された子ども向け番組「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」に出演して大人気に。俳優、歌手、声優など幅広く活躍。
近年の主な出演作は、映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(2023)や映画『楓』(2025)、連続テレビ小説「舞いあがれ!」(2022)、大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(2025)、ドラマ「明日はもっと、いい日になる」(2025)など。
●公式Instagram @haruka.f.official
ヘアメイク:丹澤由梨子
スタイリス:ト 石田 綾
衣装クレジット:
ワンピース¥52800/リンク・セオリー・ジャパン(Theory)
ネックレス(短)¥3498000/ブルガリ ジャパン(ブルガリ)
ネックレス(長)¥561000/〃(〃)
リング(右手人さし指)¥748000/〃(〃)
ゴールドリング(左手中指)¥775500/〃(〃)
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撮影:髙橋耀太
