渡邊圭祐が語る、テレ東系ドラマ『夫を殺したはずなのに』。復讐×タイムリープの斬新な作品で発揮した演技力

夫への復讐を繰り返すタイムリープ復讐サスペンスドラマ『夫を殺したはずなのに』

妻・莉乃に隠れて不貞行為を生配信している夫・慶太を演じた渡邊圭祐さんにインタビューをしました。

斬新な復讐劇の裏話や見どころを語っていただきました。

ドラマ『夫を殺したはずなのに』作品紹介

料理上手な妻・莉乃と優しい夫・慶太。幸せな日々を送る夫婦だったが、結婚記念日の夜、莉乃の元に届いた一本の生配信動画によって、その日常は崩壊する。

画面の中で覆面を被り、見知らぬ女と絡み合う夫…。裏切りを知った莉乃は、密会現場へ乗り込み、怒りに任せて夫・慶太をメッタ刺しにする。しかし、愛人・エレナの返り討ちに遭い、莉乃も命を落としてしまう。

次に目が覚めると「夫の不倫が発覚した日」に戻っていた――。

夫と愛人に復讐するために、ありとあらゆる方法を駆使するも、その度に命を落とし、また過去に巻き戻ってしまう。なぜ巻き戻るのか?自分の“復讐”が間違っていたのか?繰り返される “死のループ”の中で、莉乃はやがて衝撃の真実へと辿り着く。

ドラマ『夫を殺したはずなのに』公式サイトより引用

テレ東系にて7月6日(月)スタート 毎週月曜 よる11時6分~11時55分
地上波放送後、TVer にて見逃し配信、U-NEXT・Lemino にて見放題配信

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目次

「魔が差したようには見せたくない」思いを巡らせた役作り

ードラマ『夫を殺したはずなのに』で渡邊さんが演じられた本庄慶太という人物は、どのようなキャラクターですか。

渡邊圭祐さん(以下、渡邊):僕は、慶太はピュアな人間だと思っています。莉乃(内田理央)の夫として登場しますが、実は隠れて不倫していたからピュアと言っても世間からは悪と言われるような役ではあります。

それでも慶太の中で色々なことをたくさん考えてのことだから、ある意味そこに“曇りはない”みたいな感覚でお芝居ができたらいいなと思いながら演じています。

例えるなら、慶太は犬みたいな感覚です。人懐っこい犬のような。

ー犬ですか。慶太のイメージを深めた役作りについて、お聞きしたいです。

渡邊:犬って正直、何を考えているか分からないところがあるじゃないですか。急に吠えたり舐めてきたり、何考えているかわからないけど、それが可愛らしくて。

慶太もそういう見せ方ができたら一番最高だとは思うんですけど、作品の性質上そうは見えないだろうなというのは分かっています。でも“魔が差した”ようには見せたくないと思いました。

なので、僕の中で勝手に、慶太の不倫相手・エレナはお金に困っていて、慶太はエレナが生配信でお金を稼ぐために無償の慈善活動をしているという設定を想像していました。慶太的には「不倫をしよう」という思惑はなく、人助けに近い感覚だったのかもしれない。そういうところまで考えを広げていきました。

この作品は「愛と体のどちらを選ぶか」みたいなテーマも入っていると思いますが、それで言うならもちろん慶太は愛を選ぶだろうし、そのような感覚でイメージを深めました。

ー役への考え方がすごく面白くて興味深いです。

渡邊:これはあくまで考え方のひとつですが、実はまだ撮影の途中で、僕自身もこの物語の結末が分かっていません。「どんな最終話を迎えるんだろう」と思いながらやっているので、どんな結末になったとしてもドラマの最初の部分と辻褄が合うように、良い塩梅を探しながらやっています。

ー本作のプロデューサーさんが「渡邊さんを見て、その引き出しの多さに驚きました。3年連続ご一緒させて頂けることも大変幸せですが」と公式サイトでコメントされています。コメントを受けてのお気持ちはどうですか。

渡邊:嬉しいです。初めてご一緒したのは2024年のドラマ『95』で、その時の役を演じる引き出しがもともと僕の中にはありませんでした。当時プロデューサーさんが最初に見た僕は、今までにあまりお見せしたことがないような僕の一面だったので、その時と今との差で「引き出しの多さに」とコメントされているんだと思います(笑)。

今回のドラマで何か新しいことをしようと考えていたわけではないのですが、プロデューサーさんとは3年連続となった今作で、こうした言葉をいただけてすごくありがたいです。

タイムリープを繰り返す復讐劇の舞台裏

ー今回のドラマは単なる復讐サスペンスではなく、タイムリープの要素も入っています。そこのお芝居は、何を意識されましたか。

渡邊:今回演じた慶太はタイムリープに気づいていない側なので、その芝居はすごく難しかったです。

タイムリープものって、基本的にはタイムリープに気づいた人以外は同じ行動を繰り返しますが、リアルで考えると、その人の行動が少し変わったら周りや相手の反応も少し変わってくるはずだと思います。

今回のドラマでは、莉乃は気づいていて、慶太は気づいていない。2人は共に夫婦生活を送っているから、莉乃の「おはよう」のテンションがいつもと違うだけで慶太は「あれ今日元気ないね」と気づくはず。でも芝居として、そこはあえて気づかない、見聞きしていないようにするというスルースキルみたいなものが必要でした。

そこは自分の中で「これは気づく、気づかない」という線引きをしながら落とし込んでいきました。監督や莉乃役の内田理央さんとも「この距離感、この温度感だったら慶太は気づいちゃいます」という話し合いをしました。

ドラマを見ていて、「こんなに莉乃の様子が変わってたら、流石に慶太も気づくでしょ」という違和感があるとドラマのノイズになってしまうので、そのバランスは結構気を付けて演じていました。

ーディスカッションが活発な現場だったのですね。現場の雰囲気を教えてください。

渡邊:内田さんは、たくさんディスカッションをしながら作っていくタイプで、僕もそれを聞いてアイディアを探すということもありました。全体的に、監督やチームが臨機応変に対応して撮影が進みましたし、良い空気の現場だと思います。

キャスト同士のコミュニケーションも取りやすいですし、本当に優しい人が多いです。良い意味でミスに対して寛容で、すごく柔らかい空気の現場です。

ー渡邊さんにとって、このドラマの見どころはどんなところですか。

渡邊:ひとつの作品でこんなに死ぬことは、なかなかないんじゃないかなと思います。

映像作品で登場人物が死ぬ瞬間は俳優の顔に寄った映像が多いから、そこは役者としての見せ場ですし、今回はそれが何回もあります。

そこは見どころですし、莉乃の殺し方や僕の殺され方にも注目して見ていただけたらと思います。ミステリー要素も絡まってくるので、考察しながら楽しんでいただけたら嬉しいです。

次ページ:渡邊圭祐が好きなドラマは?今年中に叶えたい小さな夢とは?

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この記事の監修者

ユーウォッチを運営する株式会社GEARの代表です。通信(Wi-Fi・光回線)からVODまで幅広い分野に精通し、ユーザー目線で分かりやすく正確な情報発信を心がけています。

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