半分の月がのぼる空

急病で入院した裕一は、看護婦の亜希子に転院してきた患者の話し相手を頼まれた。それは、重い心臓病をかかえた長い黒髪の美少女・里香だった。初めは心を閉ざしていた里香は、次第に裕一と気持ちが通じ合うようになるが、もうすぐ死ぬ運命にあると告げる…。

「半分の月がのぼる空」は、不治の病を抱えた少女との出会いを通じて、青春と純愛を描いた作品です。主人公たちは病院での日々を過ごしながら、切ない恋愛を紡ぎ出します。原作は橋本紡による小説で、アニメーション制作はグループ・タックが担当。監督は「マリア様がみてる」のユキヒロマツシタが務めています。美しい自然を背景に、ふたりの日々を繊細に描き出しており、視聴者の心に深く響くストーリーとなっています。