リボンの騎士(1999)

男性しか王位を継承できない国に生まれたため、王子として育てられた王女サファイヤ。だが、王位を狙うジュラルミン大公は王子の正体を見抜き、国民をだました王を追放しようと画策。平和で穏やかな世界を夢見るサファイヤは、大公の陰謀に立ち向かう。

「リボンの騎士(1999)」は、手塚治虫の描く凛々しいヒロインが再び登場する作品です。TVシリーズから31年ぶりに制作された新作短編で、過酷な運命に翻弄される人間たちを主題に描かれています。この作品はKYOTO手塚治虫ワールドで上映され、主人公の幼少期の姿など、TVシリーズでは見られなかった貴重な映像が満載されています。人間の運命と向き合うヒロインの姿を通じて、視聴者に深い感動を与える作品となっています。