狼と香辛料

クラフト・ロレンスは旅をする商人。訪れたパスロエの村では、豊作の神である狼の“ホロ”を祀る祭りが開かれようとしていた。ロレンスが取引の機会を逃した夜、見知らぬ1人の少女と出会う。その少女は自身をホロと名乗り、狼の耳と尻尾を持っていた。共に旅をすることになったロレンスとホロ。ホロの故郷へ向かう途中に、突然降りだした雨から教会を訪れる。そこで2人はゼーレンという男と知り合う。ゼーレンの話は、ある国の銀貨の価値が近々上がるというものだった。話を持ち掛けられたロレンスは判断に迷うが、その横にいたホロが口を開く。

「狼と香辛料」は、北を目指す狼の美女と若き行商人の波瀾万丈な旅を描いた新感覚の商業ロードムービーです。異世界ファンタジーの枠組みを持ちつつも、剣と魔法のバトルではなく、「商売」を中心に物語が展開します。先物売買、信用取引、関税などの経済問題を分かりやすく表現し、視聴者に勉強にもなる内容を提供します。