べるぜバブ

2008年4月。「天下の不良高校」と言われる石矢魔高校の中でも、圧倒的な強さから「アバレオーガ」と評される主人公の男子高校生・男鹿辰巳。とある喧嘩の最中に川に流れてきたおっさんを割り、中から出てきた赤ん坊を拾ってしまう。 その赤ん坊は、人間の子供ではなく、魔界から来た大魔王の息子・カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世（通称ベル坊）そのものだった。男鹿は拾ったこともあり、ベル坊にすっかり気に入られてしまう。成り行きで、ベル坊の侍女悪魔・ヒルの下で、親代わりとしてベル坊を育てることになるのだった。男鹿は最初こそ責任から逃れようとしていたが、次第にベル坊と心を通わせていくことになる。

「べるぜバブ」は、最強の不良が赤ちゃん魔王の父親役を務める、異色のアクション×育児×青春コメディです。不良と赤ちゃんという一見噛み合わない組み合わせが、実は見事に噛み合い、カッコよさと可愛さを兼ね備えています。主人公は嫌がりつつも、赤ちゃん魔王との絆を深め、少しずつ親の顔を見せていきます。その成長過程に注目が集まります。