東北地方のとある山奥、熊を奉る神社に巫女として仕えるまちは、ある日、後見人（？）であるクマのナツに「都会の学校に行きたい」と訴える。やる気はあっても根気はない世間知らずのまちに、ナツは都会で生きるために試練を与えていくが…。

「くまみこ」は、田舎の神社で暮らす巫女の中学生「まち」と、人間の言葉を話すヒグマ「ナツ」の交流を描いた日常コメディです。二人が織りなすモフモフカントリーライフが魅力的で、まちの不器用さとナツの心配性が絶妙に絡み合い、人獣逆転の掛け合いが楽しい作品です。シュールな笑いと温かさが交錯する、ユニークな世界観をお楽しみいただけます。