殺戮の星に生まれて / Exterminate All the BRUTES

今日に至るまで、歴史の中で文明化、植民地化、殲滅を脈々と繰り返してきたアメリカ。アメリカの歴史をひも解きながら根底に流れる思想を探る。また、部族間や、国と国との間で争いが起きるようになり、銃器の開発が戦争の性質を一変させたことにも言及する。

「殺戮の星に生まれて / Exterminate All the BRUTES」は、白人至上主義の歴史とその影響に焦点を当てた作品です。監督ラウル・ペックは、歴史上の弱者（民族）にスポットを当て、白人の利己的な思想をえぐり出します。4部構成で展開される本作は、世界中で起こった大量虐殺の根本的な原因を探求します。現代社会に警鐘を鳴らす本作は、歴史の真実を明らかにし、人類の過去と現在、そして未来について深く考えさせる内容となっています。