鎌倉・本然寺の善行尼のもと、まさに尼になろうとしている京山とおはな。そこに直次郎が駆け込んでくる。手踊一座の娘たちが騙されて女郎として草津に売り飛ばされてしまったというのだ。仲間の危機に、京山たちは再び仕舞の旅に出ることにする。

「新・必殺仕舞人」は、大ヒットした「必殺仕舞人」の続編で、必殺シリーズ第18弾となる作品です。女性の恨みを晴らす“仕舞旅”を描いています。シリーズを通してのメインキャラクターである中村主水が登場しないにもかかわらず、その人気から続編が制作されたのは、「仕舞人」だけという特徴があります。この作品は、女性の怨念を晴らすための旅を描きつつ、人間ドラマや時代背景も織り交ぜたストーリーが展開されます。