医師・相良浩介（沢村一樹）は堂上総合病院の医師として働くことになった。勤務の初日病院を見て回ると、手術室が使用中になっており相良は観覧室へ入る。そこではエースの森山卓が執刀する膵頭十二指腸切除の手術が行われていた。順調に進んでいるようだったが、患者の容態が急変する。相良は観覧室から指示を出すが、森山はそれを無視し結局患者は死んでしまう。遺族に当り障りのないように説明するも、患者の娘は部屋を飛び出してしまった。一方、相良はやっと診察を開始する。患者を自ら呼ぶ様子に驚く助手の宮部から「昔からああいうふうに自分で呼ぶのですか？」と質問され…。

「DOCTORS 最強の名医」は、沢村一樹がミステリアスなスーパー外科医を演じる異色の医療ドラマです。福田靖の脚本により、命を救うためなら優しいうそと残酷な決断を使い分ける主人公の姿が描かれています。患者と真摯に向き合いながら、医療現場の不条理さに立ち向かう彼の矜持が痛快な展開を生み出します。天使か悪魔か、その境界線を揺さぶる彼の挑戦が視聴者を引きつけます。