消せない「私」―復讐の連鎖―
- 基本情報
- あらすじ
制作年: 2024年 / 制作国: 日本
カテゴリ:ドラマ / ジャンル: 復讐・愛憎劇
【出演】
灰原硝子[志田彩良] 徳道仁[本郷奏] 海崎藍里[吉本実憂] 砂川より子[片山友希] 青嶋みちる[小日向ゆか] 大桃武[芳村宗治郎] ソラ[阿佐辰美] 海崎淑恵[中島ひろ子灰原沙織]
…【スタッフ】
原作[黒田しのぶ著/ぶんか社] 主題歌[NAQT VANE「Break Free」(avex trax)] 挿入歌[NAQT VANE「Rust」(avex trax)] 脚本[烏丸棗] TVerオリジナル脚本[川滿佐和子] 演出[中茎強/岡本充史/田原秀雄] TVerオリジナル演出[中茎強/ 仙田晋之] 音楽.會田茂一/コバスリー/武田侑士/冨岡皓雲/LUO YA JHE/Yoshitaka S.T. 制作.下村忠文 プロデュース.明石広人 プロデューサー.伊藤裕史/福井芽衣(AX-ON) 制作協力.AX-ON 製作著作.日本テレビ
新年の幕開けと同時に、灰原硝子(志田彩良)は25年の人生を終わらせようとしていた。部屋で一人、除夜の鐘の音を聞きながら命を絶とうとする――刹那、テレビから流れてきた聞き覚えのある笑い声に、硝子は驚愕する。そこに映っていたのは、楽しそうにインタビューに答える同級生の藍里(吉本実憂)、武(芳村宗治郎)、みちる(小日向ゆか)。3人の姿を見た途端、おぞましい記憶と共に激しい憎悪に支配される硝子…。全ては、10年前のあの日から始まった――。10年前――。16歳の硝子は、地味で目立たない平凡な高校生だった。スクールカースト上位の藍里たちのようなキラキラした高校生活に憧れてはいるが、殻を破る勇気もないし、自信もない。そんなある日、硝子はひょんなことから、カリスマ的人気の美容系配信者・徳道仁(本郷奏多)と知り合う。徳道のメイクで別人のように美しくなった硝子は、徳道の動画にモデルとして出演すると瞬く間に人気に火が付き、学校中の注目の的に。暗かった高校生活にようやく光が差した――が、その活躍をねたむ藍里の策略によって、硝子は奈落の底へ突き落とされてしまう…。消したくても消えない『デジタルタトゥー』。もう元には戻れない…硝子を残酷な運命が待ち受ける…!!
※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/
レビュー 5件
ストーリーや復讐の描写などは丁寧ではなかったものの、復讐の闇の深さを強烈に感じさせられる作品でした。また主演の志田沙良さんは他の作品とは全く印象が違っており、若いながら演技力の高さに感心しました。
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
人生を狂わせた相手に復讐をしていくというドラマですごく見ごたえがありました。
過去のシーンは見ているのも辛いくらい可哀想で、どれだけ主人公が苦しいか、デジタルタトゥーがどれだけ恐ろしいかリアルでした。
見てない人には一度見ていただきたい作品です。
クラスメイトから嫉妬されたことでレイプされ、さらに映像が拡散されてしまうという主人公の壮絶な過去がかなりしんどかったです。一度拡散されてしまうと消すことができないデジタルタトゥーの恐ろしさに震えました。
硝子が加害者たちに復讐していく、というストーリーは気持ちのいいものではないですが、苦しんできた硝子の気持ちを思うと終始つらいです。主演の志田彩良さんと彼女をサポートする本郷奏多さんの感情を込めた演技が素晴らしいです。
デジタルタトゥー、現代ならではの問題に食い込んだ作品だと思う。また、第一話の衝撃は強く、その後復讐していく様子も主人公の憎悪が伝わってくる。カメラワーク、照明も素晴らしい。