「119番、消防です。火事ですか、救急ですか」。いつ、どこでかける状況が訪れるか分からない119番通報。その緊急通報に応答し、適切に救急車、消防車の出動を指令するのが指令管制員（ディスパッチャー）たち。さまざまなスキルを持った消防・救急のスぺシャリスト集団である彼らが、通信技能と医療知識を駆使して、危機に瀕（ひん）した“命”をつなぐために、日々、“声”を聞き“声”で救っています。パニックに陥る通報者の言葉から通報場所を特定し、１秒でも早く必要な部隊を現場に到着させる。消防局の指令センターは、“救命の連鎖”が始まる場所なのです。

「119 エマージェンシーコール」は月9ドラマとして放送されたオリジナルドラマ。消防局の通信指令センターを舞台にして、緊急通報に対応する指令管制員たちの姿を描いていく作品です。実際の消防局の協力の元、作中では本格的な通信指令室が見られます。時に理不尽な電話に遭いながらも、市民を守るために奮闘する様子を楽しめます。