大統領に就任したマンデラの悩みは、アパルトヘイト撤廃後も続く人種対立だった。国民の意識をまとめられるのはラグビーワールドカップでの優勝だと考えた彼は、弱体化したチームを立て直してもらうべく、キャプテンのフランソワにチームを託すのだが…。

「インビクタス 負けざる者たち」は、南アフリカのマンデラ大統領が国民統一を目指し、その手段としてラグビーを選んだ実話を描いた作品です。クリント・イーストウッド監督とマット・デイモン主演による実録スポーツドラマで、人種差別の壁をスポーツを通じて取り払おうとするマンデラ大統領の熱い想いが描かれています。ラグビーを通じて国民の絆を深め、国家の統一を果たすための彼の挑戦は、観る者の心を深く打つでしょう。