漫才師・花田トオルに借金を踏み倒され、銀次郎の弟分・竜一は彼の父親である角谷宏の元に押し掛けた。しかし、角谷の会社を計画倒産させた整理屋・源内らに返り討ちに遭ってしまう。一方、銀次郎も源内とやり合う羽目になり、ある土地の権利書を利用して…。

「難波金融伝　ミナミの帝王 劇場版 II　銀次郎VS整理屋」は、「ミナミの帝王」シリーズの劇場版第2弾で、通算7作目の作品です。主人公の銀次郎が、整理屋との頭脳戦を繰り広げます。監督は、シリーズのほとんどを手掛けた萩庭貞明です。また、強面の顔立ちから数々のオリジナルビデオなどでヤクザを演じる渡辺哲が、本作でも経済ヤクザに扮しています。この作品は、金融業界の裏側を描きつつ、人間の欲望や生き様を描いた作品となっています。