難波金融伝　ミナミの帝王33　野良犬の記憶

元社会保険労務士だった桃代は、国からの助成金を着服する詐欺会社を経営している。銀次郎への借金返済も順調だ。桃代がこんなに落ちぶれたのには理由があった。以前の勤め先・横井建設は桃代ら従業員たちに、詐欺の片棒を担がせては容赦なく切り捨てていた。

「難波金融伝　ミナミの帝王33　野良犬の記憶」は、竹内力主演の金融頭脳戦ドラマシリーズの第33弾です。公金詐欺会社に対する制裁が描かれています。主人公の銀次郎は、弱者を助け、強者をくじくという信念を持っており、その真骨頂が遺憾なく発揮されます。物語は、支配する者と支配される者の崩しようのない主従関係をいかに打破するのかというテーマに焦点を当てています。そのヒントが作品全体に散りばめられており、視聴者に考える機会を提供します。