日本最大のヤクザ組織・神岡組の組長が亡くなり、その後継者と目されていた若頭も急死する。跡目が決まらぬまま１年が過ぎ去り、跡目を巡って古参幹部の川井と時津が率いる若手が対立。さらに時津が新組織を結成したことから、激しい抗争へと発展していく。

「激動の1750日」は、中井貴一主演の実録ヤクザ映画です。分裂の危機に陥った暴力団の血で血を争う抗争を描いています。この作品は、実際にあったヤクザの抗争を基にした志茂田景樹の「首領を継ぐのは俺だ」を映画化したもので、「極道の妻たち」の中島貞夫監督が手掛けています。日本のヤクザ史上に残る1750日に渡る抗争をリアルに描き出しており、その激動の日々を観客に伝えています。