オール・ザ・キングスメン(1949)
- 基本情報
- あらすじ
- 作品概要
制作年: 1949年 / 制作国: アメリカ
ジャンル: クラシック
【出演】
ウィリー・スターク[ブロデリック・クロフォード] アン・スタントン[ジョーン・ドルー] ジャック・バーデン[ジョン・アイアランド] トム・スターク[ジョン・デレク] ポール・フォード アン・セイモア マーセデス・マッケンブリッジ
…【監督】
ロバート・ロッセン
【原作】
ロバート・ペン・ウォーレン
【音楽】
モリス・W・ストロフ
【脚本】
ロバート・ロッセン
【製作】
ロバート・ロッセン
州の下級役人・ウイリーは、小学校の校舎建設にまつわる不正を非難したことで人々の注目を集める。後に崩落事故が起きたことで、彼はさらに人気を集め、州知事にまで上り詰める。だが実直だったウイリーは、次第に汚職や賄賂に手を染めるようになっていく。
「オール・ザ・キングスメン」は、ピューリッツァー賞受賞の同名小説を映画化した作品で、腐敗した政治の裏側を描いています。主人公は、理想を持ち政治の浄化を訴える役人ですが、権力を手に入れたことで逆に浄化される立場へと落ちてしまいます。理想と現実の間で揺れ動き、その変容する姿に観る者は魅せられます。この作品は、権力と腐敗、そして人間の弱さと変貌を描いたドラマとして、観る者を深く考えさせる内容となっています。
※作品情報の一部はU-NEXTから引用しております。
引用元:https://video.unext.jp/
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※2025年3月更新データ
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レビュー 5件
~5
20%
~4
60%
〜3
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〜2
20%
〜1
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ちょっと展開が早すぎてわかりにくいところもあったけれど、理想に燃えていた主人公が、権力を手にして腐敗していくという物語は面白かった。ジョン・アイアランド演じる新聞記者ジャックの視線が、だんだん苦々しくなっていくのもリアルでよかった。
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
政治に染まる過程が見応え抜群。ウィリー・スターク(プロデリック・クロフォード)は、最初こそ純粋な理想を掲げていたが、権力を握るにつれ、裏工作や金にまみれていく。その変貌ぶりを体現する演技は圧巻で、オスカーにふさわしい説得力があった。選挙戦略や権力の扱い方が現代と重なり、全く古びない。力でねじ伏せる姿は、狂信的な支持者を持つリーダーや権力に群がる富豪を彷彿とさせた。

2023.8.8
名無し/50代/女性
0
権力に魅せられた男の堕落を描いた作品。理想と現実の狭間で揺れる主人公の姿は見応えあり。ただ、汚職や賄賂の描写がやや強調されすぎかも。でも、人間の弱さを描くには十分な内容。

2023.8.8
名無し/30代/男性
0
権力による堕落描写は見事だけど、キャラクターの心理描写が浅く感じた。もっと深掘りしてほしかったな。

2023.8.8
名無し/10代/女性
0
権力に変わる役人の姿、すごく引き込まれた!理想と現実のギャップが深いね。