数年前に関わった女賭博師・お時の盲目の娘・お君を探して浅草にやってきたお竜は、鉄砲久一家の世話になることに。そこの養女であるおキイがお君だと知った彼女は、喜びの再会を果たすが、浅草界隈の興行権をめぐる争いに巻き込まれていき…。

「緋牡丹博徒 お竜参上」は、藤純子が女侠客を演じる人気任侠シリーズの第6弾で、映画史上屈指の名シーンが登場します。一世を風靡したこのシリーズの中でも、特に名作との呼び声が高い作品です。今回の物語は、第3弾「花札勝負」の後日談となっており、その中でも橋上での逢瀬シーンの美しさは、今も語り草となっています。